はじめまして。
世界のPPRと申します。
セグマックスさんはMAXタイプ世代から楽しく読ませて頂いてます。
今回『最後の天下一』
という事なので僕自身の実話を話したいと思い、投稿致します。
どうか宜しくお願いします。
…
…
時は遡ること11年前。
当時【初代GARO】が真っ盛りな頃だった。
そんな俺も今は29歳。
11年前は18歳に成り立てで
上司に地元のパチンコ屋に連れられたときの出来事だ。
上司の名前はひろみ。
俺の名前はPPR。
俺は先輩から『P』と呼ばれていた。
ひろみ
「おい、P。」
PPR
「なんですか?」
ひろみ
「この台を打て。」
ひろみ
「これはな【確変】に入れば
超速で82%で継続する
今一番勝ちやすい機種なんだよ!」
PPR
「はぁ…」
俺は全くの未経験だったため
なにを言われても理解しておらず言われるがままに着席した。
ひろみ
「ちくしょ~
今の赤タイホラー何で外れる!?
ウサギかおるもでたのに!!」
俺は何を言ってるのかさっぱり理解出来ず
無表情で時間を潰していた。
そんなとき、
ひろみ先輩が『角』に座っていて
俺が『角2』に座っていて
隣に同い年位の女の子が座ったのだ。
仄かに香る甘いチャコールの匂い。
PPR
「ん?
これはキャスターか?
女の子でめずらしいなぁ」
俺は何気なく横目で隣の女の子を見た。
PPR
「ん!?
ん!?ん!?」
俺は何度も、何度も見直した。
PPR
「あいつは!!
絶対間違いない!!」
…
隣にいた女の子は中学の頃に付き合っていた
元カノだった。
PPR
「なんでこの辺にいるんだ??
あの時引っ越したはずだろ…」
当時彼女はたばこも吸わず
パチンコなんて
とてもやるタイプではなく
まるで別人かと思うほどであった。
PPR
「絶対あいつだよな…
いや、確実にそうだ。
引っ越すと行って3年たつし
見間違いじゃ無さそうだし、
ちょっと話しかけるか…」
いざ、
話しかけようとしたその時、
俺の台に保4金擬似演出が始まり
隣のばか野郎が
ひろみ
「オオー!!
離せ離せ!!
金魚に行けば熱いぞ!!」
…
何を言ってんだこいつは…
そんな事より隣の女の方が気になるんだよ!!
ひろみ
「オオー!!
摩天使!!
エンブレム!!
これは良いぞ!!
しかも3テンパイ!!」
うるせー!!
こっちはそれどころか隣の女になんて声かけようか考えてんだ!!
ひろみ
「あ~ホラー!!良いぞ!!
赤タイならいける!!」
うるせー!!
先輩まじ黙れや!!
…
あっ!!
女の隣に男が座り始めた!!
なんか楽しく話してるな!?
ひろみ
「うおぉぉぉ!!
緑タイ!微妙!!
まじで当てろや!!」
もう、
この時は先輩の話しなど全く聞き入れず
二人の会話だけ聞くようにしていた。
…
男
「なぁ、パチンコはまった??
せっかく面白さ教えたんだから
1万貸して」
女
「え…はまってはないよ。
○○○がくるまでの間だけだよ。」
男
「なら1万貸せよ
増やしてやっから。」
女
「えー…だって信用ないし…」
…
おれは猛烈にイライラしていた。
…
ひろみ
「ギャー!!
万歳したー!
P!はいったぞ!」
…
おれは、先輩の声なんか全然気づかず隣の男女の会話に集中していた
…
…なんだ!?
あいつらカップルじゃない!?
なんの関係だ??
気になってしょうがねぇな…
そんな時隣から『叫び声』が起きた。
…
男
「オイ!!
黙って貸せば良いんだ
この野郎!!」
女
「だから無いって!!
いま使ってるお金だって
最後の5千円だから
もう無いって!!」
男
「ああ!?
約束も守れねえのかお前は!!」
男は女の子の髪の毛を掴んで外に出る。
…
ひろみ
「オイ!!P!
ジョグシャトル3つとも同じだぞ!!
連チャン確定だぞ!!」
PPR
「ごめん!!
せんぱい!
ちょっと俺いってくる!
後で分け前下さいね!!」
俺は目の前の魔界CHANCEよりも
女の子のほうが気になってしかたなかった。
ひろみ
「うわ~『ホラー熊』だ~
ムフフフフ♪」
…
…
【次回予告~】
元カノと思わしき女に出会ったが
如何にも駄目そうな男とパチンコを打ちにきてて連れ出されてしまった!!
果たして助け出すことは出来るのか!!
はたまた違う結末が待っているのか!!
次回~
先輩奇跡の30連チャン~俺フルボッコ
お楽しみに!!
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