公開日:

パチンコ専門結婚相談所!


HN:ケン


からーん


今どきあまり見かけない、
古い扉に付いたベルが鳴る。



「いらっしゃいませ!お客様」


緊張で
手が震えながら扉を開けた僕を、

可愛らしい女性が出迎えてくれた。


「あの…
 は、初めてなんですけど…」


僕はケン


しがないサラリーマン。


普段は朝から晩まで馬車馬のように働いて、

貴重な休みの日はパチンコにいそしむ、

ごくごく普通の33歳だ。


そんな僕には、
ひとつだけ悩んでいることがある。


今日はそれをなんとかしようと、
とあるお店にやってきた。



「ようこそおいで下さいました。

当店は看板の通り、

『パチンコ専門婚活相談所』

となっております。


パチンコがご趣味、

もしくは職業の方以外は
ご来店をお断りしております。」


「パチンコのご経験はございますか?
お客様。」



緊張しながらも僕は答える。


「は、はぁ、、
まぁ人並みには…

一応年間収支もプラスですし。」


「まあ、それは頼もしい


女性は純粋そうな笑みを作ってみせ、
店の奥に僕を促した。



そう、僕の悩みは、


「パチンコのせいで結婚ができそうにないこと」


今まで何度か
お付き合いした女性はいるけれど、


いつもパチンコを優先させる僕の態度に呆れられては、


短い間で振られてばかりだった。


だけど僕は
どうしてもパチンコはやめられない。


だってさ、
世の中趣味で散財する男が多い中、


僕は(小遣い程度だけど)
お金を増やしているんだよ?


それって結構すごくない?


だけど、

実際にはそれを理解できる女性は世の中に多くない。


ほとんどの女性は
パチンコへの偏見で満ち満ちている。


だから僕には
一生結婚なんて無理なんだと思っていたんだ。


そんな僕の元へ、
突然やってきたこのお店の情報。


本当に衝撃的だった。


パチンコ専門の結婚相談所だなんて…


そこには
パチンコへの偏見がない女性がたくさんいるってことだよね?


偏見がないどころか、


下手したら、

一緒にパチンコのある生活を楽しんでくれる女性

までいるかもしれない。


そんな女性からしてみたら、

僕ってかなりの優良物件でしょう!?


ちゃんと会社員もしてて、
パチンコでも勝ててて!


今まで人生に
結婚の「け」の字も見えなかった僕だけど、

ここなら理想のパートナーと巡り会えるかもしれない。


そんな『期待』を胸に、

今日は勇気を振り絞ってここにやってきたという訳だ。


「はじめまして。

私本日ご案内を担当します、
レムと申します。

お客様のハッピーな
パチンコ婚活ライフのために、


レムもお手伝いさせて頂きます!

「まずはお名前をお聞かせいただけますか?お客様。」


「ぼ、僕はケンと言います。」


レム
「ケンさま、ですね!
かしこまりました。

それではさっそくですが、

当店のシステムをご説明させて頂きます。」


レム
「当店は、他の結婚相談所とは異なり、

パチンコやスロットが
お好きな方々専門

の相談所となっております。」


レム
「当店ではそんなパチンコ好きの

男性女性に対して、

結婚を目的とした出会いをして頂くために、

様々なイベントを開催しております。


本日のイベントは、

パチンコ婚活パーティー

となっておりますが、

ご参加ということでよろしいでしょうか?」


パチンコ婚活パーティー…


よく分からないけど
せっかくきたんだしな。

何もしないで帰宅するわけにはいかないぞ。


ケン
「はい、参加します。」


レム
「ありがとうございます!!

それではお代金は4万円になります!


ケン
たっか!!!!

え、まじで?

そんな高いもんなの??」


レム
「そうですね…

やはり当店のコンセプトに合うような方は大変希少で、

かつ圧倒的に男性の方が多いものですから…」


そういうもんなのか…

いや~めっちゃ高いなあ、、


昨日たまたま
ZEROで3万発出て良かったよ、ほんと。


ケン
「分かりました。じゃあこれで。」


そう言いながら僕はお金を現金で支払った。


レム
「確かに頂戴しました。

それではケン様、

参加の前にこちらの用紙にご記入ください!」



プロフィールシートか…


どれどれ、、うん?



《プロフィールシート》

・お名前

・ご年齢

・年収(パチンコ含む)

・好きな機種

・好きなパチンコキャラ

・今までで一番思い出に残っている演出は?

・いままでのベスト&ワースト記録

・稼働スタイル

・アピールポイント



なんだこれ…

ほとんどパチンコのことばっかりじゃないか…


と、とにかく埋めなきゃ…



何とか書き終わったと思ったら、
周りが静かになった。


もうパーティーが始まるようだ。


個別の席から
会場らしき広間に案内される。


そこには何人かの男女が既に座っていた。


レム
「皆さまこんにちは!

本日はパチンコ婚活相談所MAX

婚活パーティーへお越し下さいまして、

誠にありがとうございます!」


さっきまで案内してくれていたレムが
みんなの前で司会をはじめた。


レム
「本日のパーティーには、

男性女性4名ずつ、

合わせて8名の皆様にお越し頂きました。

これから男性の皆様には
プロフィールシートを持ちながら、

各女性の席を順に回って頂きます。


制限時間は5分間!


あっという間の時間ですので、

できるかぎり時間を活用して、
沢山お話してくださいね!


そんな簡単な説明だけで、

パーティーはあっという間に始まってしまった。


えっと、
とにかく順番通り女性に挨拶して回るんだな。


僕はまず、あの人のところからみたいだ。



ケン
「は、はじめまして…」





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