この日記の2ページ目です。
1994年4月
パチンコの影響で見事に留年し、
2回目の1年生をむかえることとなった僕は、
真面目に大学に通っていた。
そう、最初のうちだけは・・・。
結局、出席重視の講義は代返を立てる!
あとは、テストの際はカンニングでもなんでもして点数を取れば大丈夫!
そんなおバカな僕は、相も変わらずパチ屋へ入り浸っていた。
この頃のパチンコ事情は、大きな変革の時期を迎えていた。
「連チャン機規制」と「CR機の登場」である。
「射幸心を煽りすぎる」という名目で、連チャン機は規制された。
またグレーなお金の動きが問題視されていたので、
「お金の流れをクリーンにする」という名目でCR機が登場した。
そう記憶しているが、実際はどうなんだろうか?
現在のMAXタイプって、あの当時の連チャン機より射幸心を煽っていないか?
CR機は『お金の流れ』を明確にするため、
必ず自販機にてカードを購入してからじゃないと遊戯できなかったはずだが、
今は現金でCR機が打てる。
有名無実化したのか?
そもそも建前だけの理由だったのか?
色々な方も言われているように、
業界全体で今一度考えていただきたい。
パチンコは「娯楽の殿堂」だったはず…。
さて、厳密にCR機が登場した時期を正確に覚えていないのだが、
あまり初期のCR機は打たなかった記憶がある。
その当時のCR機には3段階の設定があり、
スロットとは逆で、1が良くて3が悪い。
そんな感じでブラックボックスであった。
だが、それ以上に、【初当たり確率の低さ】が敬遠する理由だった。
確か、平均して400分の1前後じゃなかったかな?
CRバトルヒーローなんて450分の1とかじゃなかった?
そんな中、主に打っていたのは、やはり権利物とアレパチ、そして一般電役だった。
今回は、その一般電役にまつわるいくつかのお話を・・・。
まずは大一の「フルーツパンチ」
あの連チャン性能に心を奪われた方も多いのではないでしょうか?
この機種の連チャンの仕組みについて詳細は省きますが、
保留1個目で連チャンの可能性がありました。
そして、この一般電役という機種。
大当たり確定後(数字揃い等)、
その大当たり消化中にデジタル回転するんですね。
※もちろんそうじゃない機種もあったと思いますが。
で、まず一度目の大当たり中、保留連するとその大当たりはストックされます。
分かりにくいかもしれませんが、保留で数字が揃ったところから次の大当たりが始まるのではなく、
最初の大当たり終了後、一から次の大当たりが始まります。
まだ少しわかりづらいですね。
出玉ベースで言うと、1回の大当たり出玉が約2,000個だったので、
保留連確定すると、約4,000個が約束されるんですね。
ダブルで4,000、トリプルで6,000、フォースで8,000。
釘調整によってはそれ以上が望めました。
さて、このフルーツパンチという機種、
出玉機能に関しては非常に不良品でありまして。
どういうことかというと、払い出しが非常に遅かったんです。
今の機種は、センサー通過後の出玉レスポンスが非常に速いのですが、
昔はそんな高性能ではなく、特にこの大一というメーカーは遅かったと思います。
なにせ単発の2,000発でも、払い出し終了まで結構時間かかってましたから。
保留連なんかしてしまうと、もう大変。
トリプルやフォースとなると、いつになったら払い出し終わるの?
体感的ですが、10分以上かかったんじゃないの?
って感じでした(笑)
そんな台でしたので、店員さんの対応もすごかったですよ。
僕が通っていたお店では、大当たりするまで、
通称4,000箱という大きなドル箱が目の前に置かれていました。
そういえば、4,000箱も見なくなりましたね。
ちなみに、その当時存在していたドル箱は、
4,000箱の他に、2,000箱や1,000箱などがありました。
セブン機だと、通常2,000箱が置かれていました。
ただ当時のセブン機は、約2,400玉の出玉がありましたので、
もしかすると3,000箱だったかもしれません。
1,000箱は、その当時ですでにあまり使用されてなかったですね。