JRA競馬のガチ予想と往年の名レース回顧録!

血統ファンタジスタのニンニンです
アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-
著者:ニンニン



世間は未だコロナウィルスの影響により混沌とした状況が続くなか、

春競馬のG1戦線は着々と目の前まで近づいております。


その春競馬のG1戦線のオープニングを飾るのが、中京芝1200mという舞台で行われる上半期スプリント王者決定戦…


高松宮記念となるわけです。




1月のシルクロードSあたりを皮切りに、各有力馬達がプレップレースをふんで本番に向かってくるわけですが


やはり現段階では、昨年のスプリンターズSの覇者タワーオブロンドンと、


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重賞4勝の他、スプリンターズS3着また昨年の高松宮記念4着という実績をもつダノンスマッシュ



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この2強対決という図式に変わりはないかと筆者は感じております。


前走のオーシャンSでは、ダノンスマッシュがタワーオブロンドンに4馬馬身半差をつける圧勝劇を演じましたが


タワーオブロンドンは最内枠を引き、終始窮屈な立ち回りとなった点や、叩き良化型タイプゆえ、休み明けで本来の走りにはなかった点。


さらにはダノンスマッシュとは2キロの斤量差があった点などを考えると、

本番で逆転できる可能性は充分にあるかと感じております。


要は2頭の力量は拮抗している状況にあると推測されるわけです。


そこで私の勝手な観点とはなりますが、血統背景及び血統構成から高松宮記念の事前予想を展開してみようかと。


まずはタワーオブロンドン


父はBCクラシック・クイーンエリザベス2世SとG1を2勝し、芝・AWのマイルから10Fで活躍したレイヴンパスとなります。


また、母方は曾祖母ドフザダービーを根幹にして繁栄し


ジェネラス
(父カーリアン:キングジョーW世&QEDS1着・英ダービー1着・愛ダービー1着・デューハーストS1着など。芝7〜12Fあたりで活躍。通算11戦6勝)


イマジン
(父サドラーズウェルズ:英オークス1着・愛1000ギニー1着など。芝7〜12Fで活躍。通算10戦4勝)


オレーショネルソン
(父デインヒル:ジャンリュックラガルデール賞1着・フューテュリティS1着・スーパーレイティヴS1着・デューハーストS2着など。芝7Fで活躍。通算7戦4勝)


ソウベツ
(父ドバウィ:サンタラリ賞1着・ナッソーS3着など。芝7〜10Fで活躍。通算6戦3勝)


ディーマジェスティ
(父ディープインパクト:皐月賞1着・セントライト記念1着・共同通信杯1着・日本ダービー3着・菊花賞4着など。芝1800〜2400mで活躍。通算11戦4勝)


などのG1馬を輩出する他


オースミタイクーン
(父ラストタイクーン:マイラーズC1着・セントウルS1着など。芝1200〜1800mで活躍。通算31戦10勝)


エルノヴァ
(父サンデーサイレンス:ステイヤーズS2着・クイーンS2着・エリザベス女王杯3着・オールカマー3着・目黒記念4着など。芝1800〜3600mで活躍。通算33戦5勝)


などの重賞勝ち馬・重賞好走馬を輩出しるなど、底力に富んだ牝系の出となります。


また、マスターダービーからサドラーズウェルズ→ダラカニ→〆でレイヴンパスという血統構成は、スプリント血統にはあらず、

むしろ中距離あたりがドンピシャかと感じさせる血統構成。


かつ、どちらかというとやや重厚感に溢れた血統であるといっても過言ではないでしょう。


要はスピードとパワーを兼備していると血統から読みとくことができるわけです。


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一方、ダノンスマッシュはというと。


こちらの父は言わずと知れたロードカナロア


現役時はスピードと切れ味を武器に香港スプリント・スプリンターズSと両レース共に連覇し、

安田記念、高松宮記念を制すなど芝1200mからマイルでG1を6勝あげた名馬。


種牡馬としても、ダノンスマッシュのようなスプリンターから、

アーモンドアイのようにマイル〜からクラシックディスタンスで活躍しているような競走馬、サートゥルナーリアのように中距離からクラシックディスタンスで活躍している馬など、

バラエティーに富んだ産駒を輩出しています。


一方、ダノンスマッシュの母系をうかがってみると、

祖母ハリウッドワイルドキャットはBCディスタフ1着・ハリウッドオークス1着・ゲイムリーH1着・ビヴァリーヒルズH2着・ラモナH2着など、D5.5〜9Fと幅広い距離で活躍していた模様。


なお、祖母ハリウッドワイルドキャットの代表産駒には


ウォーチャント
(父ダンジグ:BCマイル1着・サンラファエルS1着・オークツリーBCマイルS1着など。芝D6〜9Fあたりで活躍。通算7戦5勝※種牡馬としても活躍。)


がいるなど、スピード力と持続力を武器に短、中距離で繁栄してきた牝系であると言えそうです。


また、曾祖母の代から数えて、ミスタープロスペクター→クリスエス→ハードスパン→〆にロードカナロアと重ねてきた血統構成はスピード力の底力に重点を置いた血統構成と言えるでしょう。


ここで結論ならぬ、血論に入りたいかと思いますが、


私の血論を聞けっ!
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まずは双方の血統が両極端にあることを察してもらえるかと思います。


タワーオブロンドンは底力・重厚感に溢れ、血統背景・構成だけで言えば、けしてスプリンター血統にはないイメージ。


かたや、ダノンスマッシュはスピード力の底上げだけに特化した血統構成にあり、短距離でもっとも良さがでる血統。


上記の点からも高松宮記念当日、勝負の明暗を分ける要素は枠順もさることながら、


ずばり【当日の馬場状態】にあるかと筆者は考えるわけです。


たとえば、ビッグアーサーが1分6秒7という破格の勝ち時計を叩き出した2016年高松宮記念。


このような高速馬場となった時にはダノンスマッシュが優位な状況となり

逆に馬場が傷み始めてやや時計がかかり始める。


または雨によって力を要する馬場状態となる。


もしくは決勝戦手前あたりから混戦模様となり、ゴール前で他馬を抑えてもうひと伸びする為の底力が求められるようなレース展開となった時にはタワーオブロンドンが優位となる。


こう事前に予想しておこうと思います。


データをベースに馬券予想に入るのもひとつの方法ながら、

私の場合は血統背景・構成を重視したうえで馬券予想へ入る。


一見、オカルト的な発想に感じる方もいらっしゃるかと思われますが、

これもまたブラッドスポーツと呼ばれる競馬と向き合ううえでのひとつの手法であるかと考えています。


高松宮記念が1996年にG1へ昇格して、はや四半世紀。


四十を過ぎる筆者も競馬を通じ、時の流れの速さをヒシヒシと感じている今日この頃です。


今になって同レースの歴史を振り返ってみると、なかなか衝撃的な出来事が多かった気がしています。


そもそも昇格して第1回目の高松宮記念(※当時の名称は高松宮杯)から、競馬ファンをざわつかせる出来事がありました。


そうです。


5冠馬ナリタブライアンが古馬になって初めてスプリント戦へ参戦!


しかも前走は淀3200Mが舞台となる天皇賞春に出走してからの参戦となるわけで…。


3200M→1200Mへと、一気の距離短縮。




この出走は競馬ファンのみならず、競馬関係者の中でも物議を醸すこととなりました。


あの競馬の神様と呼ばれた大川慶次郎氏も、当時この出走について一石を投じております。


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レース後に


大川氏
『これだけ無理をさせたことによって、故障とかしなければいいのですが…。

股関節をやってますからね…。

(次走、予定している宝塚記念へ出走となれば)ファンの馬なんです。

その点を関係者には考えていただきたい。

今、レースを終えて帰ってきた時はオーナーの馬。

ただ、投票した時はファンの馬なんです。

そういう風に考えていかないと競馬の進歩がないんですよ。』



こう、コメントされています。


ほんと、重みのあるお言葉です。


また、井崎先生がフラワーパークの勝ちっぷりを絶賛された際も


大川氏
『でも、フラワーパークを2200Mの宝塚記念で使ってはダメなんですよ。

それが距離適性というもの。

強いからどんな距離でも強いと思ってはダメなんです。

いや考え違いなんです。』



こう強くおっしゃられていました。


このお言葉からも競馬の神様と呼ばれた由縁が感じ取れるかと思われます。


ちなみに、こちらのやり取りは動画を見て抜粋させていただきましたが、

当時掲載されていた日刊スポーツのコラムでも同じようなお言葉を書き残されていたはずです。


さて、話は変わりますが、四半世紀の歴史をもつ高松宮記念を振り返るなかで、私自身が一番思い入れ深いレースをあげるとするならば・・・。


やはり、キングヘイローが勝った2000年の高松宮記念となるでしょうか?


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キングヘイロー…。




父は80年代欧州最強馬との呼び声高きダンシングブレーヴ。


そして母はケンタッキーオークスなどG1を7勝したグッバイヘイロー。


超がつくほどの良血馬であります。


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頭の高い独特な走法が特徴であり、100%の力を出しきれた時の走りは父親を彷彿させる走りをする一方、

負ける時は格下相手にコロっとやられてしまう競走馬でした。


まさに良家のお坊っちゃまタイプ、気分屋さんです。


産駒もキングヘイロー同様、気分屋の馬が多いのか、戦歴ムラのある仔が多いかと思われます。


不思議なものですね。


そのキングヘイローに惚れ込み、デビュー戦から追いかけ続けてきました。


皐月賞では勝ち馬セイウンスカイに半馬身差まで詰め寄った際には、知人と共にWINS館内で絶叫しましたし、

日本ダービーの時には単勝を握りしめて固唾を飲みつつ見守りましたが、

顔面蒼白となった福永ジョッキーを背にハナへ立ったキングヘイローをみて絶句したり…。


とにかく、出走しているG1レースでは、しっかり馬券を買って応援し続け、

時には落胆し、時には歓喜と喜怒哀楽を共にできた馬かと勝手ながらに思っています。


・・・ただ、G1制覇となった高松宮記念の時だけはなぜか馬券を買っていなかった…。


いや、買わなかったが正解かもです…。


20年前となるため、記憶が若干曖昧なのですが、当時の出走馬を確認するとアグネスワールドとブラックホークを軸にして馬券を握っていたような気がします。


そうです。


追いかけ続けてきたキングヘイローを見限ってしまった瞬間でした。


いつも購入していた単勝は握っていなかったのです。


前年のスプリンターズSで3着に入るなど、短距離戦に目処が立っていたのにもかかわらず、


その結果をフロック視でみるかのように疑いの眼差しで見てしまった。


その頃には自分自身もそれなりに血統への知識が備わっていたため、

本馬がもつ血統背景や構成がスプリント血統にはない点などにケチをつけたくなったんだと思います。


『なぜ、この血統でスプリント戦を走らせるんだよ。』と・・・。


で、今の時代は動画で簡単に当時のレースを振り替えられますが、動画を見なくても鮮明に覚えていることがひとつだけあります。それは


ゴール前、大外からグイグイ追い込んでくる姿に、実況の方が


『キングヘイローが撫で斬ったあぁっ!!!』




と発せられた時の声が思いっきり裏返っていたんです。


これは多分、全国のキングヘイローファン全員の心が乗っかった魂の実況であったかと思うのです。


やっと・・・やっと手に届いたG1タイトル・・・。


ほんと、あの実況はファンの気持ちとリンクしていたかと思います。


ただ、上記にも記したとおり、私は馬券を購入していなかった…。


正直、後味がわるくほろ苦い記憶となってしまっています。


その反面、この時の経験を活かし、今現在は惚れ込んだ競走馬は引退するまでしっかり馬券を買って応援し続けるスタイルへと変貌しました。


そのですね。


真のファンとはそういうものなのでしょう。


最後に余談となりますが、15年以上も前の話。


当時の勤め先で多忙を極め、心身共にくたびれておりました。


その際、当時お付き合いしていた彼女が


『私の知り合いが牧場で働いているんだけど、

次の休みに見学させてもらいに行かないかい?』



こう、声をかけてくれました。


多分、くたびれてしまった私を見て励まそうとしてくれたのだと思います。


『では、お願いします。』


と返答し、休日、彼女の言われるがまま2時半ほど静内方面へと車を走らせました。


で、到着した牧場に驚愕・・・。キングヘイローの故郷である協和牧場様だったのです。


15年以上も前の話ですが、場内へ入れていただきキングヘイローのお話を聞かせていただいたり、

当時、ちょうど休養に入り、牧場へ帰ってきていたアサカディフィートさんと写真を撮らせていただいたり、

馬房内でくつろぐキングヘイローの子供達を拝見させていただいたり・・・。


競馬の神様って、本当にいるんだろうなぁ〜。なんて、思ってしまった瞬間でありました。


さて。高松宮記念の話に戻しますが、その後、キングヘイローの息子であるローレルゲレイロが2009年に親子制覇を成し遂げたり


キングヘイローがあの世に旅立った数日後に主戦騎手であった福永ジョッキーが、昨年の高松宮記念を制するなど、なにかとドラマが多いこのレース。


今年はどのようなドラマが展開されるのか?楽しみであります。


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