ダイクです。
今週のパチスロ日記は設定考察について書いてみよう。
実践内容がダイクの頭髪よろしく少々薄めなので、ご容赦いただきたい。
って誰がハゲやねん、バカヤロー!
さて、
スロットを打つときになによりも重要なことは…
高設定に座ること。
そのために、ありとあらゆることを検証してみようと3カ月前に始まったのが、この"ダイク覚醒計画"だった。
いまでは密かな人気を博しているようで、「おまえなんか辞めちまえ」のコーナーに次いでお問い合わせが多いコーナーとなっている。
頭髪と高設定。
みんな悩むところは同じようだ。
やかましいわ、バカヤロー!
さてさて、
【実践】と【稼働】という言葉を敢えて使い分けると、
パチスロを打つことを【実践】と呼ぶならば、【稼働】というのは打つべき台を見つけるために行うすべてのこと。
【実践】には色々な方法がある。
設定判別をしながら高設定を追う実践や、モードやゾーン、天井などの期待値を追う実践。
その多くは「解析」として既に雑誌その他で紹介され、
そのほとんどが確立されていると言っても過言ではない。
片や【稼働】は未だ見開拓の領域で、
地域や時期や競合事情など、様々な、そしてローカルな事情が重層的に重なり合う複雑系の分野である。
であるからしてこちらは決して一概に言えるものではなく、
法則化できるようなものでもない。
けれども、その両方がうまく絡みわないと、プラス収支は望めない。
そこがパチスロの難解なところであり、また醍醐味でもある。
さてさてさて、
それではド素人のダイクに何ができるのか。
いろいろ考えた結果。
まずは難しいことをする前に体を動かすことから始めようと、データ取りをはじめて早3カ月。
集まった数店舗分のデータを見ながら、この間にあったいろんな出来事をしみじみ思い出す。
・ある地区のホールが軒並み10スロ5スロに切り換えられたこと。
・いつの間にか換金率が引き下げられていたこと。
・同じくデータ取りをしている人から、あからさまに嫌な顔されたこと。
そんなことに動じることなく、手を変え店を変えながら、
初志貫徹の3か月間、律儀にデータを取ってみたわけだ。
その結果、わかったことを大雑把に述べていくと、
○確かに、高設定は存在する。
○ただし、限りなく少ない。
こんな当たり前のことが当初はすごく衝撃的だった。
その実態を肌で感じるだけでも、かなり意味がある。
そして、
○放出日と回収日がある。
同じく当たり前のことだが、数値で見ると雲泥の差がある。
この差を目の当たりにして以降、今でも軽々しく打ちに行く気分にはなれない。
これらを踏まえて頂いた上で、いよいよ核心に踏み込んでいきたい。
即ち、高設定は予測できるのか?
結論から言うと、
○高設定は予測できる。
ただし、これにはいくつもの留意点が付いている。
まずは、
※1、特定のロケーションに限って予測できる。
つまり、新台入替や時差オープン、イベント時などに限って、
店特有の設定の入れ方が予測できる。
次に、
※2、お店の癖はある程度つかめる。
角に設定が入りやすかったり台番末尾が関係していたり、高設定が向かい合っていたりなど、
ケースバイケースなので参考程度にしかならないが、それでも店の特徴はある程度は見てとれる。
※3、新台の扱い方は、著明にわかる。
撒き餌をするのか、釣った魚に餌をやるのか、ダイクのデータ取り対象店では、その違いがはっきりと表れてきた。
導入機種の数や期待度によって異なるが、十分に類型化して狙うことができる。
※4、"告知"の信頼度がわかる。
店内ポスターや特殊景品、ブログやツイッターなど、あの手この手で暗示される強化機種。
それがどのような"強化"のされ方をしているのか、
また、その情報自体がどの程度信頼し得るものなのか、データを重ねるとお見通しになる。
ダイクも、この恩恵に物凄くあやかった。
うんと大雑把に述べたが、積極的に狙える範囲としては以上だ。
「え、3カ月も走り回ってそれだけ?」
と、言われそうだ。
そう、3カ月も走り回ってたったこれだけ。
これ以上のことがわからない原因は、
おそらくダイクのデータの取り方と、それを元にした予測の仕方に原因がある。
ダイクのデータの取り方は、閉店間際のホールに出かけていって、
データ表示機から高設定っぽい挙動の台を見定めるという方法だった。
そして、それを各イベントや店全体の設定の傾向と関連付けて、
類型化し、パターン化し、平板化することによって、高設定を予測している。
ところがこの方法には、決定的な弱点が3つあるのだ。
ひとつは、特定のシチュエーションでないと予測できないということ。
「出すときは、こういう出し方をする」というように、
設定が入る傾向がイベント日や内部的な放出日、時差オープンなどと深く結びついているために、
そうしたシチュエーションがないと自信を持って狙いに行けない。
つまり、日時に縛りが出てしまうのだ。
ふたつめは、パターン化できないものは狙えないということ。
「こういうパターンで設定が入る」というにフォーマットに該当しないデータをいくら集めても、
それ以上の意味を持たすことができない。
いやいや、店のすべての高設定を予測するわけじゃあるまいし、
パターン化できる範囲で狙いに行けばいいじゃないか?
と、思われるかもしれない。
そこに3つめの難題が待ち構えるのである。
みっつめ、パターン化できる高設定は誰にでもわかるので、徹夜で並ばなければつかめない。
あるときに、あるところに、確実に高設定が入るとする。
すると、どうなるだろうか。
そこに人が群がり、熾烈な争奪戦になる。
パターン化が容易にできるというのは、それはそれでまた困りものなのだ。
総括すると、現在のやり方では時間と体力に相当な余裕がなければ高設定はつかめないということだ。
そして、現状のダイクは、そのどちらも持ち合わせていない。
これは、ひとえに推測の仕方の限界であり、引いてはデータの取り方の問題でもある。
とりあえず、それがわかっただけでもこの3カ月はよしとしよう。
さて、実践に移ろう。
次ページではミリオンゴッド神々の凱旋を打ってきたので、読んでほしい。
皆が満足する撮れ高は十分である事は約束しよう。