パチスロ読者日記119話
HN:トクナガさん
機種:主役は銭形
第17話【暗黒面】
オゥケイッ!!
MAXのユーザー達!
今宵もホッツでクゥルなパーリィーの始まりだ。
いくぜ!!
・・・・すいません
前回最終回だとか言っておきながら早々と登場して、
なんというかセンチな雰囲気ブチ壊しなわけですが、どうにか日記を書けないだろうかと思いましてね。
最終回にてノッチボスからドSな企画の数々が提案され、
ドMな僕としては是非やらせて下さいと懇願している最中でございます。
しかし、まだそれは形として出来ていないため他には何かないかと考えた結果がパチスロに纏わる昔話ぐらいかなと思いまして。
昔話といいますとケンさんの十八番ですが僕はスロットを始めたのが四号機終盤のため、ケンさん程の濃密な話にはなりません。
糞みたいなクオリティなのでウンコでもしながら見ることをオススメします。
この話は僕とパチスロの出会いについて。
僕は高校を卒業するとともに就職のため神奈川へと飛びたった。
なんというか愛媛とはうってかわって周りを見渡せば高層ビルが建て並び、街行く人々もセンス溢れるハイカラな人ばかり。
若い女の人なんてもはや裸同然じゃないかってぐらい露出してる人もいて、
此処こそが僕の求めていたユートピアなんだと奮起していたわけですが、ここで一つ問題が。
故郷を遠く離れ生活したことのある人なら分かるかもしれませんが
「孤独」
これが一番辛かった。
愛媛でも友達なんかいねぇんだから孤独も糞もないじゃねぇかって話なのですが、
やっぱり環境の変化というものは恐ろしくて、僕は寂しさで潰されそうだった。
そんな時目に入ったのがパチンコ屋なんですよね。
当時何も知らない僕にとってはパチンコなんてものは凄くアダルティーで一度ハマッてしまえば抜け出せない底無し沼。
という認識であって、決して触れてはならない闇。
それこそアナキンがダークサイドに落ちちゃってコーホーコーホー言っちゃうようなものだと、固く自分を律していたわけです。
しかし、もしかすると
「此処にはココロの隙間を埋めてくれる何かがあるのかもしれない。」
そう思い入店しました。
あの時の衝撃は忘れられません。
煙草の臭いを含んだなんとも云えぬ空気。
眩く煌めく台の数々。
耳を破壊するかの如き轟音。
初めて入った時は何だかこの世の物とは思えぬ空間でドキドキしたのを覚えてる。
恐る恐るホールの中を巡回し、台を見て回る。
そんな中興味を引いた台が一台。
それは【主役は銭形】
BIGは711枚獲得でき、3G連搭載の大量獲得機。
もちろん当時の僕はそんなこと知らないのですが、ルパンが好きだったものですから着席したんですよね。
当然コインサンドの使い方も分からず見様見真似でメダルを借り、出てきたメダルを震える手で全て台に入れてました。
そんな僕を見かねてか、隣にいたオジサンが
オジサン
「オイオイ兄ちゃん、何も全部入れなくたっていいんだぜ?こうやってするんだよ。ガハハハ!」
とスロットの打ち方をレクチャーしてくれました。
見た目こそ盗賊の親分みたいな豪快な風体だったのですが、
この小さな優しさに触れた僕はなんだかとても暖かい気持ちになり、入店した時の恐怖心は既に無くなっていました。
オジサンのレクチャー通りに回していくと、ビギナーズラックというやつでしょうか。
僅か投資1000円での出来事。
前兆はどんなものだったか覚えていませんが液晶がざわつき、ルパンと銭形のカーチェイスパチンコ演出へと発展し6で当たりました。
かなり昔の話だけれどもこの時の当たりは鮮明に覚えてるんですよね。
そんなわけで見事にボーナス確定!!
オジサン
「いきなり凄いなぁ兄ちゃん!!どれ、揃えてやんよゲハハハハ!!」
まるで自分の事のように喜んでくれて、目押しが出来ない僕の代わりにボーナスを揃えてくれるオジサン。
残念ながらこれはレギュラーだったのですが、元のメダルと合わせると約3000円。
戦慄しましたね。
こんな簡単にお金が増えるのかと。
僕は凄い力を手に入れたのだ。
これがフォースの力か!
そうだ!
この金で今夜はドンキホーテに行こう。
当時愛媛には無かったドンキホーテでドンペンをペンペンしてやろうと意味不明なテンションに。
仮にフォースの力を手に入れたとしてもそこでドンキホーテという思考が意味分からない。
まぁともかく善は急げと即ヤメです。
!?
今思うと何をやってたんだって話ですよ。
この機種は181Gまではチャンスゾーンでして、僕の記憶が正しければ60%近くで引き戻せたかと。
それなのにヤメちゃったんですよね。
ヤメた瞬間、物凄い勢いで台へと飛び付くハイエナ達。
先程まで優しくレクチャーしてくれたオジサンもすっかり盗賊の顔に戻っちゃいましてね。
この瞬間僕はとんでもないことをしてしまったのだと感じとりましまね。
結果台をゲットしたのはオジサン。
開始早々にビッグを引き当てそこから3G連も二回引きいきなり2000枚程出したところまでは確認しました。
それ以上は見てられませんでしたがね。
あれほど優しかったオジサンが・・・
僕にとってはオジサンこそがルパンだった。
項垂れながら初めてのドンキホーテへと向かったけれども全然楽しくない。
こんなブルーな気分にも関わらず店先ではドンペンが、春の一人暮らし応援キャンペーンなるもので、
どう考えても一人暮らしでは使う機会がないであろう、たこ焼き機をゴリ押し販売してきやがるんですわ。
3回死ね。
僕は後悔の気持ちよりも憎悪の方が大きかったね。
僕は誓った、次はこんなヘマはしない。
こうしてトクナガはダークサイドに堕ちた。
ここからトクナガのパチスロ人生は始まった。
あ、ちなみに勝った3000円はたこ焼き機に消えました。
そして火力調整のツマミが壊れてて使う機会はありませんでした。
7回死ね。
というわけで昔話日記でした。
しかし冒頭で言いました通り昔話はケンさんにお任せしますので僕の昔話日記は以上です。
それではまた?
次回予告!?
次回のトクナガ日記は・・・
新企画【トクナガのOMOROくしてみんカイ!!】
すでに入稿済み!!
ご期待ください!
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