讃岐jr.のパチ日記
VS横にしか歩けない力
もしも僕がいつか君と出会い話しあうな…
ピッ
コンポから爆音で流れるブルーハーツのアラームで目が覚める。
AM 11:26
まだそんな時間か…。
今日は休日。
昨日はストリップ嬢との打ち上げで朝帰りだったし、いいとももまだ始まってねーから、もうちょい寝ようかな…。
でもパチンコ行きてーな。
パチンコか…
睡眠か…
パチン…か
睡…ZZ…
Zzz…
Zzz…
もしも僕がいつか君と出会い話しあうな…
ピッ
スヌーズ機能。
さっきから5分しか経っていない。
はいはい。
分かったよ。
起きればいいんだろ、起きれば。
うぅぅ…
頭痛ぇ。
リンダリンダで起きるのはもうやめよう。
つーか俺、こすりすぎだろ、このネタ。
いい加減忘れろ。
男らしくねーぞ。
男なら潔くたくましく。
女なら清く美しく。
よし。
明日からは新しいレッチリのアルバムをアラームにセットしよう。
???
おかしい。
何故か幼い子供の声が俺を呼んでいる。
ストリップ嬢との間にできた隠し子は昨日、向こうの実家の母親に預けてきたハズだが…。
「おはよう弟。」
うわぁぁぁぁぁぁぁ!
びっくりしたぁぁぁぁぁ!
讃岐長女Sister降臨。
「へ?何っ!?
何してんのっ!?
何で俺の家に勝手に入ってきてんの!?」
「いやぁ鍵が開いてたけん、勝手にお邪魔したよ。」
Sisterよ…
俺がストリップ嬢と裸で抱きしめ会って寝ていたら一体どうするつもりだったんだ…
「あのこれ…玄関に挟まっとったけど。」
そう言って紙キレを一枚渡してきた。
(手紙?)
(まさか…)
何やら嫌な予感。
[讃岐ちゃんへ]
おはよー♪
やっぱり今日も最悪のお目覚めかい?
昨日私にセクハラした代と飲み代とタクシー代
財布から頂戴しといたから♪
また遊ぼうね♪じゃあ♪
「……これ…………読んだ?」
「読んだ。あんたも大人になったね。」
ナンタルチア。
サンタルチア。
Sisterにストリップ嬢の手紙を読まれてしまった。
「プライベートの侵害だぞSister。二度と勝手に人の手紙読むなよオラ。」
「そんな事よりもさ、(そんな事だと?)
今日ちょっとこの辺で用事があるから私の"BABY"を預かってよ。」
…成る程。
それでアウー、アウー聞こえた訳じゃな。
「えーと…
嫌です。」
「あんたっ!たまには[いつもお世話になっているお姉ちゃんに恩返ししよう]とか思わない訳っ!?」
「ちょちょ…二日酔いで頭痛えから大きい声出さんといてよ…アイタタタ。」
「こんな可愛い姪っ子を2,3時間預かるぐらいワケないでしょ!?」
「じょ、冗談だよ。冗談。分かったよ。
んじゃあまぁ一緒に出掛けてくるわ。
行こう、讃岐SisterBABY。」
「アウアウアー。」
服を着替えて、姪っ子といざ出陣。
「んじゃ行ってくっから、また終わったら電話してな。」
「ちょっとあんた。どこへ行くつもり?」
「ん?
パチンコ。」
「目の前の母親がそれを許す訳ないだろバカヤロォォォォォォー!!」
※子供を連れてのパチンコ遊戯は禁止されております。
※お子さんの車内放置も事故に繋がったりするので禁止されております。絶対やめましょう。
ふぅ…
ブラックジョークが通じない母親だな。
俺が可愛い姪っ子を連れてパチンコなんかする訳ないだろ。
とりあえず、フラッと散歩へ。
あー、ええ場所あったあった。
「すいませーん。こんにちわー。」
「はい?何でしょうか?」
「ちょっとこの可愛い姪っ子を2、3時間程預かっておいて下さーい。」
「え?ウチそういうトコじゃないんで困ります!」
「そんな堅い事言わず。」
「この子を置いてってどこへ行く気なんですか?」
「Japanese-pachinko。」
「無理です。帰って下さい。」
チッ
交番のお巡りさんに頼んでみたけど、断られてしまった。
何が市民の味方だよあんにゃろめ。
「姪っ子よ…お前、パチンコした事あるか?」
「アウアウアー。」
(パパの話でよく聞くけど、やった事はまだないよ。)
「んじゃあ今日パチンコやってみるか?」
「アウー。」
(いいね!やるやる!)
「OK。じゃあ店員さんに歳を聞かれた時にちゃんと答えれるかどうかテストしてみよう。」
「…お客様、失礼ですが年齢の方は?」
「アウアウアー。」
(今年で26歳になりました。干支は牛年です。勿論、うちのTVは地デジに対応してますよ。)
「完璧だ。よし行こう。」
※パチンコ屋では18歳未満の入場を固くお断りしております。
26歳と化した姪っ子といざ稼動開始。
※姪っ子とはちゃんと公園で遊んで、ご飯を食べて、無事Sisterの元へ返還してきました。
今日は久々に等価のお店で勝負。
なんとなく気分的に。
今財布に入っている2万円が、姪っ子の面倒を見るのと引き換えに姉に借りた2万円だという事は内緒。
さぁー久々に今日はギャンブラーの本気の力、出しちゃおうかな…。
[ 結果 ]
投資 10000円
回収 等価の恐ろしさ(0円)
アカン。
全然回りゃしない。
半分使って気がついた
すっとこどっこい讃岐Jr.。
[ 投資内訳 ]
百烈 2000円/21回転
銭形 1500円/17回転
キバ 500円/4回転
I'm ジャグラー 6000円
いやいや半分以上スロットやん。
って思った?
ジャグラーの嵌り台を見ると、どうにも血が騒いでしまうもんで。
イカン。
イカンよ讃岐。
パチンコ!
パチンコ!
まだ見ぬ絶倫釘を求めて、やはり3円交換の店へ。
ウィィィィィン。
イカン!
スロット側の入り口から入ってしまった。(わざとだろ)
パチンココーナーへ行くには、ここのモンキーターンゾーンを通過せねば辿り着けない。(いや絶対わざとだろ)
16台程設置されているモンキーのシマを果たして俺は無事通過する事ができるんだろうか…。
(見るなよ!)
(絶対データとか回転数とか見るなよ俺!)
俺にとってのモンキーターンとは、
言わば、
プーさんにとってのハチミツのようなもの。
大好物。
だがしかしパチンコセグMAXのライターとしての誇りと責任がある以上、
いつも好き勝手にするのは編集長にも読者さんにも許されない。
俺はパチンコライター讃岐Jr.。
俄然、パチンコ派です。
皆さんに「パチンコは楽しいよー!」ってのを伝えるのが使命。
すまないモンキー。
俺は今日はヨーヨーを巧みに操るお姉さんに会いに来たんだ。
さらば。
…………
…ただの喜劇です。
やっぱりプーさんハチミツ我慢できないや。
ハチミツを全て完食し、ようやくヨーヨーのお姉さんへ。
ABK+京楽ときたモンだから、満席覚悟できてみたけど…
以外に空いてんな。
あんま人気ないのかな。
パッと見で一番ヘソ釘がエロそうな台へ着席。
着席して更にマジマジとヘソ釘をガンしてみる。
フンフン。
はいはい。
エロッ!
やっぱり全開でエロいわこの釘!
若干ピンク色の一万円札をエロい投入口にエロく投入。
返ってきた。
なんだよお前。
これは紛れもない一万円札だろ。
もしかして…
清純派?
若いねぇー。
お前ももっと開拓していったらそのうち分かるよ。
だからさ、とりあえず飲み込めよ?
この万札を…。
オラオラ。
再投入。
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