讃岐jr.のパチ日記
VS…が基本的には悩まない
A Happy new Year!!
明けたねー!
明けたねー!
年が明けたんだよ皆!
門松!
メリークリスマス!
今年の皆の目標はなにかなぁー?
ナニナニ?
え?
昨年の収支よりプラスになるような稼動をする?
……………
……成る程っっ!
昨年の自分と戦いながら更に向上を目指すんだなっ!?
素晴らしいっっ!
エクセレンッッツ!
なんてアレグッシブなんだ君はっ!
君のような勇者が2012年には必要なんだよキミッ!!
んで…、
去年の収支は幾らだったんかな?
え?
120万?
それってマイナスの方だよね?
え?
+120万だって?
一年間パチンコして+120万勝ったって?
なのにそれじゃ物足りず、まだまだ勝ちを増やそぉーっての?
…………
…………
なんてつまらない奴なんだ君は。
120万も勝てばもう十分だろ。
そんなにたくさん稼いでも、一晩で食えるチロルチョコの数なんてたかが知れてるだろ。
悪い事は言わない。
負けなさい。
今年は去年負けた人達の気持ちを考えて、
負けなさい。
空気を読んで、勝ち組と負け組の均衡を保つのもギャンブルの掟の一つだ。
あなたに助言します。
負けなさい。
それかもしくは…
一年で120万ぐらい負けた人に返してあげなさい。
ん?何?
一年で120万も負ける奴がどこに居るかって?
カァーッカッカッカ!
それもそうだなっ!
一年間でいくら腕がなかろうと、120万も負けるなんてそんな奴いねぇーか!
カァーッカッカッカ!
…って笑えるかコノヤロウ。
全然笑えねぇ…
いるんだよ…
120万も負ける奴がいるんだよ…
それは………
オ
レ
ナ
ン
ダ
ヨッ
ザカヤロウ!!
バカヤロウを通り過ぎてザカヤロウだ!
このザカヤロウ!
返せっ!
俺の120万円をザカヤロウ!
120万もあったらチロルチョコが毎晩たらふく食えるじゃねーかザカヤロウ!
なんなんだ。
何故、私はこんなにたくさん負けているんだ。
そりゃたまにはスロットも打つけどさ…
絶対設定6しか打たないし…
パチンコだって、千円で200ぐらい回る台しか打ってないのに…
何故負けるんだ
この私が…。
Please teach me
ZAKA-YALOW.
はいっ
と言う訳で、ふざけたお話は終わりにしましょうか。
あ…
まさか…
まさかまかさ読者様…
本当に讃岐Jr.が120万もパチンコで負けただなんて…
信じてないですよねっっ!?
超一流エリートMAX読者様がそんなたわけた話…
信じてないっスよねっっ!?
ハァーっびっくりした。
信じられたらどうしようかと思いましたよ。
安心、安心。
因みに言うと私の去年の収支は
[ +370万 ]
から500万ぐらいヒいて、ちょこっとマヨネーズを添えたぐらいの額です。
結果的にマイナスですがいいんです、いいんです。
金には困ってないですから。
(あ、ちょっと読者さん煙草一本もらえます?
シュボッ
…ぷはぁぁぁー
ありがとうございます。)
そう。
讃岐Jr.は金には困らない。
親父は、
最先端のこんにゃくテクノロジーを開発・生産する大手企業社長
に足で使われてた、ただの雑用。
母親は、
若くして高級スイーツ市場での革命を起こし、見事成功を手にしたバリバリの女社長
が大好きなただのおばさん。
この二人から生まれた俺は、
御曹子
又は
ぼっちゃん
と呼ばれる友人のパシリ。
ちょっと説明がややこしくなってしまったな。
簡潔に話そう。
我が家は至って平凡である。
我が家には金なんて一銭もないのである。
じゃあ何故俺が金に困らないのか?
それは幼少時代から身につけてきた[貧乏のバイブル]を携えているからだ。
極貧で空腹を満たす技など、5才ぐらいでマスターしたね。
食い逃げとかそんなチープなモンじゃないぜ。
大家さんに家賃を給料日まで待ってもらう交渉スキルも得意分野の一つだ。
うちの大家は、かつて世間を騒がせたあの布団叩きを持った有名なおばさんより高性能なガミガミスキルを搭載している。
家賃を一日でも滞納すれば、その卓越したガミガミスキルで強襲をかけてくる。
まぁ普通に経営者からして考えればそうだ。
住んでるのに家賃を払わないなんてマナー違反だよね。
しかし俺は知っての通りの性格なモンで、よく支払いを忘れてしまう。
すると大家は俺の部屋まで来て、今月分がまだ未納だと押しかけてくる。
「あのすいません。今現金ないんで明日には必ずお渡しします。」
「明日!?明日だって!?あなた何歳なのよ!?そんな常識知らずな人なんてね、うちの家屋に住む資格な…」
「大家さん。これ詫びの品です。」
「……………。
まっ、明日払うんなら別にいーわよ。
最近また寒くなってきたから暖かくして寝るのよ。
じゃあ失礼するわね。
おやすみなさい。」
弱い。
弱いんだ。
あいつはカステラに弱いっっ!
こうして様々な人の虚をつく裏攻法で、俺はこの世を図々しく生きながらえている。
長生きする気なんて毛頭ない。
だが、まだ終わる訳には行かない。
ONE-PIECEの最終回を見るまでは死ねない。
賭けてんだあいつと…
ルフィが海賊王になるかならないか をね。
さて…
長い話も終わった事だし、そろそろ言っちゃおうかな。
〜1月中旬(曇天)〜
あぶく銭が底をつき、貧血で眩暈のする中、冷蔵庫を漁る讃岐Jr.に一本の電話が入ってきた。
「はい。もしもし。エスパー伊東です。」
「お?讃岐元気か?」
電話の相手は俺の幼なじみの"魚屋"だった。
「最近どうよ?パチンコ勝ってんのかいうどん屋さん?」
「お蔭様で。相変わらず腐った食糧に手をつけて、日々腹痛と嘔吐と戦ってるよ。」
「俺が見舞いで持ってったアレ…もう全部食ったんか?」
「お前フザけんなよ…。
練り山葵(ワサビ)3000円分をどうやって単品だけで処理できるんだよ!
アレは調味料じゃ!
お寿ぅー司ぃーとか
お刺ぃー身ぃーとか
に付けて食うモンなんだよっ!
あんな大量に摂取したらおぉーしぃーりぃーがピリピリするわっ!」
「まぁまぁ。そんな興奮すんなって。それよりさこの前借りとった金返すよ。」
「???」
「もしかして忘れとった?チッ…言わにゃーよかった。この前ラングリッサーの延長チェンバーの時に借りたじゃねーか。」
ツイてる。
インテル入ってる。
俺はラッキーボーイだ。
この極貧の際どい時期に貸した金が返ってくるなんて、やっぱり持つべき友は魚屋だね。
すぐ様、忘れかけてた金を渡しに来てくれた魚屋から無事にゲットしたその額…
150000円。
あ、ごめん。
ゼロが一つ多かったわ。
15000円。
大金…
今の俺にとっては命を繋ぐ大金だ。
しかし、この金を使って給料日までチビチビ凌いで行く程、俺は賢くない。
15000?
そうなったらそりゃもう勝負だろ勝負。
大家に渡す家賃?
俺の秘密基地にはまだ大量のカステラストックがある。心配ない。
山葵も3000円分あるぜ。
カステラ大量ストック
+
山葵3000円分
+
現金15000円
=無敵-MUTEKI-
はい。
病院終わったら仕事だぜっ。
という訳で待ちに待ったX斬り稼動の幕開けです。
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