【讃岐Jr.のパチンコ日記】
VS も
俺はその日、謎の軍団に拉致されある所へ向かっていた。
「は、離せ貴様らぁ!
ニートでMAXライター7番人気の俺を連れ去ってどこへ行くつもりだっ!?」
そう訪ねてみても、彼らは
「お楽しみ♪」
とだけ告げて外を眺めるばかりであった。
「なぁ、あんた。」
「何だ?」
「この手の縄ぐらいほどいてくれよ。これじゃタバコすら吸えないじゃないか。」
「まさかお前…逃走するつもりじゃないだろうな?」
「高速走ってる車内からどうやって逃げるんだよ。
なぁ。ほどいてくれよ縄。」
「しょうがないな…。
その変わり変な真似したらタダじゃおかねーからな。」
「うん。」
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ファサファサッ!
(縄がほどけた音)
「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!チャァァァァァァァーンス!」
「お、お前やっぱり!?」
「これでやっとモ○ゲーのキン肉マンできるでぇぇぇぇぇ!!」
「…どうやら俺の思い過ぎだったようだな。
フッ。
ってゆーかお前何歳だよ。
いい歳して携帯ゲームなんかやってんじゃねーよ。」
車に乗らされてどれくらいの時間が経っただろう。
相変わらず高速を車はビュンビュン走り、まだ目的地に着きそうもない。
「なぁ、運転手。」
「何だ?」
「BGM変えてくれよ。
Michael Jacksonのベスト、2周目突入しちゃってるじゃねーか。」
「そうだな。ジャクソン5にするか。」
「マイケルから離れろよっ!!(怒)
キロロとかケロロとかねぇーのかよっ!」
「じゃあ鈴木あみでいいか?」
「古ッッッ!!」
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