HN:コマオ。


むかしむかし〜



むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。


おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。


おばあさんが洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこ…と、とても大きく綺麗なパチンコ玉が流れて来ました。


一目見ておばあさんは綺麗すぎるパチンコ玉を持って帰ることにしました。



ばあさん(以下ば)『はて、こんな大きな玉をどうやって持ち帰ろうかのぅ…』



困ったおばあさんは携帯電話を取りだし、業者を呼びました。ちなみにおばあさんの携帯電話はiPhoneです。


芝刈りから帰ってきたおじいさんにおばあさんは言いました。



ば『じいさんや〜、こんな綺麗な玉を拾ってきたんじゃ。』

おじいさん(以下爺)『ばあさんや〜、物をすぐ拾ってくるんじゃない!!』



おばあさんは怒られてしまいました。



爺『じゃが、戻したら不法投棄じゃからなぁ。』

ば『さすがじいさんじゃ!!愛しておるよ〜』


2人は未だにラブラブです。


そしておじいさんがパチンコ玉に触ってみました。


爺『ばあさんや!!中から何か声が聞こえるぞい!!』

ば『本当かい??どれどれ…』


そして、おじいさんとおばあさんは玉に耳をあてました。すると…


玉『この台のボーダーは…鎧釘が微妙…ヘソは開いてる…ブツブツ』


これを聞いた2人は怖くなって放置しました。


〜1週間後〜


おじいさんとおばあさんが芝刈りと洗濯から帰ってくると、何故か玉が真っ二つに割れていました。


そこには玉の様にまるまると太り、とても美味しそうな赤ちゃんがいました。


そしてその赤ちゃんがなんと喋りだしたのです。赤ちゃんがこう言いました。



玉『僕は芝刈りと洗濯しか知らないおじいさんとおばあさんにパチンコの楽しさを教えに来たんだ。』



おじいさんとおばあさんはつっこみたかったのですがあまりにも色々なことがありすぎた為にフリーズしてしまいました。


そして産まれたばかりの赤ちゃんに連れられてパチンコ屋に行きました。


余談ですが、その途中で赤ちゃんの名前は玉太郎に決まりました。


そしてパチンコ屋の前に到着しました。


3人が足を揃えて未知の世界に足を踏み入れました。



店員『18歳未満は立ち入り禁止です。』



〜それから18年後〜



来る日も来る日もおじいさんは山のホールへ、おばあさんは川のホールへ向かいました。


玉太郎に連れて行かれるまでもなくおじいさんとおばあさんはパチンコにどっぷりはまっていました。


おじいさんとおばあさんは自分達でルールを作っています。


1、1パチしか打たない。


2、収支報告をする。


3、釘は気にしない。愛と引きで勝つ。


4、常にそれぞれ違う店舗でノリ打ちをする。



この4つが2人のルールの様です。


そこでおばあさんのパチンコ稼働に注目してみましょう!!


稼動


順調に当たっている様です。


そして。


順調


追加投資


あ〜飲まれたみたいです。

追加投資してますね〜。


財布のお金が切れた様です。


とぼとぼして帰って行きます。


おじいさんに報告してますね。



ば『じいさん〜今日は1万5千円も負けてしまったんじゃ…』

爺『どんまいじゃあ!!!ワシは2万勝ったから、2人とも2千5百円勝ちじゃな!!』

ば『ありがたや、ありがたや…』


……あれ?おばあさん30分くらいで帰ったよね?1パチで30分で1万5千円負けたの?



『計画通り!!』



ばあさんの心の声
『ワシが打っていたのは4パチじゃ。じいさんは山のホールへ、ワシは川のホールへ行くのが18年前から変わらぬ状態であり、まず見つかる事はないのじゃ!!』


さらにばあさんの心の声
『つまり!!4パチを打っているかぎり、50000発出たところでじいさんに報告し、1パチと思っているので折半で2万5千円を渡す。残りの17万5千円はワシのもんじゃ!!さらに!!4パチで3万円負けたところで、じいさんから1万5千円もらえるのじゃ!!ローリスクハイリターンが望めるのじゃよ。』




とんでもないばあさんだな…


次回はじいさんの方を見てみましょう。


そういえば玉太郎はパチプロになると言って家を出ていきました。


ナレーション、コマオでお送りしました。


この物語はハックション…じゃなくてフイックションです。




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