待望★ヱmarゲリオン発信!!
marのパチンコ日記
ヱmarゲリオン新激情版:序

二週にわたりかなり私的な日記をお贈りしてしまい、申し訳ございませんでした。


もっともっと色々と伝えたい事があったんですが、うまく表現出来なくて自分の力量不足をひたすら嘆く次第であります。


似合わない事するもんじゃないですね。


てな訳で、お待たせしました。


今週はエヴァ始まりの福音実践日記、「ヱmarンゲリヲン新激情版:序」をお贈りします。


震えながら待っていてくれていた方、準備はいいですか?


遠慮なく行かせてもらいますよ。


それでは始まり始まり〜





2010 7


from mar…


for all EVANGELION & PACHINKO fan…



ヱmarンゲリヲン新激情版:序



2010年6月28日…戦いは前日から始まっていた。


その日の夜、私は高鳴る胸の鼓動のせいで、いつもなら"のび太"の如く数秒で閉じる目蓋を塞ぐ事が出来ず、布団の中で明日のシュミレーションを繰り返していた。


1万円をサンドに入れて打ち出し一回転目、初号機格納庫…もしくはカヲル君登場、いや次回予告もいいかもしれない…。


そんな奇跡ばかり考える。


考えれば考えるほど興奮して眠れない。


イイ大人が遠足前日の小学生の様だ。


気付くと日付も変わってしまっていた。


まったく、今から並んでやろうか?


仕方がないのでコンビニでパチンコ雑誌とお菓子を買いに行く。


メットを被り原チャリとシンクロ、静かな町並みをバイクで爆走し、私のこの興奮をアクセルでコールする。


♪ブブーブブ♪ブーブーブ♪ブーブーブ♪


一応、魂のルフランのつもりだが、どノーマルのマフラーでは全く分からない。


そして無事にコンビニに着き、枝豆スナックとパチンコ雑誌、ついでにマックスコーヒー(激甘)を買って家へ帰る私を突如何かが襲って来る。


使徒か!?




いや、ただの睡魔のようだ。


もちろんスイマーでもない。


こんな深夜にスイマーに会えたとしたら、そいつはただの泥酔者であろう。


だいいちココには川もなければ海もない、もちろんプールだってないのにドコを泳ぐというのだろう?


ある意味、私が苦境な人生を泳いでいるスイマーとも言えますがね

(¬з¬)


ウマイっ!


よしっ、今日もキレている!



とりあえず数時間後の戦いに備え、ここは睡魔に負けておく事にした方がいいだろう。


買ってきた枝豆スナックとマックスコーヒーはそのままに、パチンコ雑誌を眺めながら私は睡魔に身を委ねた…。






…ポーポー、ッポッポー、ポーポー、ッポッポー…。


平和の象徴が気だるい朝を演出している…


何だかイイ夢を見ていた気がするのだが、ハトの鳴き声で全て脳の中の海馬にしまわれてしまい引き出す事が出来ない。


ちょっともったいないな…と思った瞬間、血の気が引く。



今、何時だ?


確か目覚ましをセットしたのだが、私が耳にしたのはハトの鳴き声だ。


しかもハトにモーニングコールを頼む程私は愛鳥家ではないし、もちろんハトとも仲良くはない。


愛用のハヤテのごとく三千院ナギ時計を手に取り、恐る恐る見てみる。




【7時5分】


目覚ましをセットしたのは8時ちょうどなので、約1時間の早起きだ。


どれだけ楽しみなんだ、ヱヴァンゲリヲン!


我ながら頭がオカシイとしか言いようがない。


もはや家にいてもしょうがないので、とりあえず枝豆スナックとマックスコーヒーを持ち、ホールへ向かう事にした。



…オープン2時間前、誰もいないホールで枝豆スナックをポリポリ食べながらマックスコーヒーをすする私…。


ヒマだ(-.-;)


パチンコ雑誌も持ってくれば良かった。


さすがに枝豆スナックも2時間はもってくれない。


意味もなく袋の裏の成分表を真剣に読んでみるが、全く頭に入らない。


入ったところでそれこそ意味はないが、気付くと2回読んでいた。


ちなみにマックスコーヒーは3回、なんとその甘さの秘密は練乳だった。


もちろんパチンコセグMAXも自分のを抜かし、くまなく読んでヒマを潰す。


そしてやっと人が集まりだす。



10時オープンにして集まりだしたのは9時半、バカみたいに早く来たのは私だけだった。


でもそれでイイのだ。

私はみんなとは違う、ヲタクパチンカーなのだ。


バカみたいに早起きしてしまう位に楽しみだから仕方がない、愛ゆえの行動なのである。


滑稽だと思うなら笑え、笑うがいいさ庶民ども!


…などと心の中で負け惜しみを浴びせているとオッサン店員が箱を持って登場、抽選が始まる。


そう、このホールは抽選なので並ぶ順番はそれほど関係ないのだ。


だからみんな遅かったのである。


そしてもちろん私が一番に抽選券を引く。


システムは箱の中に数字が書かれた紙が入っていて、引いた紙に書かれた順番でホールに入るってヤツ。


今回は1から10の紙を引いた人がまず先に入ってヱヴァに座り、11からの人がその後に入る事になるみたいだ。


要するに、1から10を引かなければ何の意味もない。


そう、あれだけ早く並んだ意味がないって事になる。


まぁすでに早起きの意味はないのだが…。


そして約50人のくじ引きが終わり、一斉に紙を開く。


…緊張の瞬間だ。


ファーストキスの時にも似たドキドキ感が全身を襲う。


四つ折りにされた小さな紙を開き、私の1.2(コンタクト使用)の視力で直視する。




「11」



寝不足で目がブレているのではないかと思った。


しかしどうみても"南葛SCの岬太郎の背番号"にしか見えない。


間違いない、「11」だ。


導入台数10台に対して11って事は完全にハズレ。


そもそも10台しか入らないってどういう事だ。


今から他のホールに行っても無理だし、仕方がないのでヱヴァじゃない方の列の先頭に並ぶ。


可哀想な人を見る様な目で、私よりずいぶん後に並んだ若者達が、ヱヴァの列から私を見て笑っている。


実際可哀想だろう、どう考えたって…。


何時間並んだと思ってるんだよ(ToT)


だがコレばかりは仕方がない、ヱヴァが空くまで何を打つか真剣に悩む事にする。



しかしココでヱヴァの列に並んでいたオヤジが店員に一言。



「わしゃあ、ヱヴァじゃなくて1円パチンコなんだけど…」



助かった!


これで順番で言えば間違いなく「11」のこの私にエヴァの権利がくるはずだ。


ツカツカとオヤジ店員がこちらに来る。


「えー、ヱヴァに一台空きが出来たので、コチラの列で…」


再度抽選なんてやってられない、順番で言ったら私なのだ。


コブシを握り、一歩前へ出て私は叫んだ。



「打ちますっ!打たせて下さい!ボクは…ボクは……ヱヴァンゲリヲン初号機パイロット、碇シンジですっ!」




「………………」




「………」



ポーポー、ッポッポー、ポーポー、ッポッポー……


遠くでハトが鳴いている。

なんて平和なのだろう。


そして南極1号の様に口を開け唖然としていたオッサン店員も我にかえり、仕方なさそうに私をヱヴァの列に誘導しながら、


「えー、じゃあ碇さんはこちらの列に…」


って、ギャグだよオッサン!

碇シンジなんて名前な訳ないだろう!


きっとヱヴァなんて見た事ないに違いない。


クスクスと他の客が笑っている。


私に対してなのか、オヤジ店員に対してなのか分からないが、非常に恥ずかしい。


誰か突っ込んでくれてもいいだろう。


こうして私の最高のボケはオヤジ店員によって潰されてしまったのである。



だが、ヱヴァを打てる事になったのは喜ばしい事だ。


そしていよいよ開店時間になり、私はヱヴァのシマに足を踏み入れ、愕然とする。


………


何だコレは…


コレはまるで……


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