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強盗に襲われる事件!


銀玉戦士


ハンドルネームと御感想をご記入下さい


ハンドルネーム 銀玉戦士


どうも、銀玉戦士と申します。


前回「まるみん編集長LOVE」と書いてしまいましたが、旦那様のワタノサンに大変失礼な言動でした。


すみませんでした。


ここはグッとこらえて「まるみん編集長LIKE」にいたします。



そして4回目の投稿になります。


ノッチボス、もう少しストックあるので書かせて下さい(笑


よろしくお願いします!


パチンコ屋で働いていた経験から、ホールスタッフ目線からのとんでもない事件の告白になります。


今回は約8年ほどパチンコ業界に携わった中で、もっとも「冷たい汗」をかいた事件になります。


地方の中型店舗でホールリーダーをしていた頃です。


ホールリーダーで瞬間的に大量の汗をかく業務は「現金回収」でした。


現金回収とは、その名の通りお客様がサンドに入れたお札を全て回収する作業になります。


島端にある島金庫と呼ばれる所にお札が溜まって行くので、それを順番に回ります。


扱っているのが現金ということもありミスは許されません。


そして基本閉店後に行うので、トロトロ動いていると終業時間に帰れません。


大量の重いお札をスポーツバッグの中に入れながら、全速力でホールを駆け周るのはなかなかのハード業務でした。


そんな中、地域も全く違う系列店舗で、現金回収中のスタッフが襲われる事件が起きました。


それも2店舗もです。


犯人は2人組でナイフを所持していたらしく、脅されて現金を全て奪われました。


その通達を見た時、パチンコ屋で働くというのは、こういうリスクがあるんだなと感じました。


それで店舗がとった対策が、


「防弾チョッキを着て現金回収をする」


最初は何かのギャグかと思ったのですが、ほんとに重さ5kgぐらいある本格的な防弾チョッキが店舗に届きました。


それを着て現金回収をするのにも慣れてきた頃です。


こんな防弾チョッキでは、何も意味がないほどの事件が起きてしまいました。


その日はちょうど大型連休最終日でした。


大型連休中は、来店数が倍増して毎日稼働率が9割以上あり満員御礼状態です。


そして連休後は還元に入るので、連休最終日の閉店作業はすごい大変です。


パチンコのヘソ釘を全台開けないといけなかったり、やることが山積です。


閉店後は1秒も無駄に出来ないなと思い、早め早めに行動をしようと営業中に考えていました。


いつもなら、閉店してお客様が誰もホールに居ないことをインカムで共有して、ドアに全て鍵をかけます。


その後に現金回収に入ります。


ただ、この日はすぐに釘調整をしたくて気持ちが焦っていました。


現金回収はすぐに終わらせたかったのです。


そして、わたしが独断でとった行動が、


『閉店間際でお客様が誰も打ってなければ大丈夫だから、営業中だけど現金回収をしてしまおう』


これが致命的なミスでした。


現金回収は2人で行います。


わたしが現金回収をして、もう一人がそれをすぐそばで見張ります。


不正防止のため、一人で現金回収することはありません。


私は今日の現金回収担当のアルバイトさんに、営業中に直接声をかけました。


インカムを使うと上司の耳に入って、何か言われるのがめんどくさかったからです。


わたし
「今日の現金回収、22:30になったらすぐ始めたいから用意しておいてね」


アルバイトさん
「え?でもドアの鍵かける前に現金回収始めて大丈夫なんですか?」


わたし
「大丈夫。今日は全台釘調整だしやること多いから。


ただこのことはマネージャーに言わないでね」


アルバイトさん
「はぁ、分かりました。用意しておきます」


アルバイトさんは少し不安な表情をしておりましたが、時間になったら用意して待っていました。


わたし
「よし、行こう!


今日はいつもよりダッシュ早くするからしっかりついてきてね」


アルバイトさん
「任せて下さい!けどこの時間に現金回収って少し不安ですね、、、。」


わたし
「大丈夫!何かあったら全部自分の責任だから心配しないで」


アルバイトさんに申し訳ない気持ちはありましたが、高速の現金回収が始まりました。


この時点では、まだカウンターにお客様が景品交換のために並んでいて、ドアの鍵はかかっておりません。


いつもより稼働が良かったので、島金庫の中には万札やら5千・千円札が溜まりに溜まってます。


私はお札を紙切れのようにドンドンバッグに放り込んでいきます。


アルバイトさんもしっかり後ろを付いてきてくれて、予想以上に早く終わるなと嬉しくなっていました。


順調に進んでいる現金回収。


私は現金回収中は、少しでも身軽になりたいためにインカムを外して行います。


何かインカムでの共有事項があれば、アルバイトさんに直接共有してもらってました。


アルバイトさん
「リーダー、パチンコ全台ガラスオープン指示を共有しました。


いつもより早いペースで進んでます」


ホールは台のガラスオープンの音で溢れかえっています。


この音がうるさく、近くに居たら耳がおかしくなるぐらい大きいメーカーもあります。


回収も後半にさしかかり、ダッシュしながら心に余裕が生まれていた時、ある違和感に気づきました。


、、、アルバイトさんがそばにいない、、、


あれ?


なんでだ?


なんでアルバイトさんがついてきていないんだ?


今まであった人の気配がそばにありません。


嫌な予感がする。


後ろを振り返り、アルバイトさんの存在を確認しました。


そこには、見知らぬ男性2人がいました。


2人とも上下黒い服に包まれていて、黒い目出し帽をしていました。


一人はアルバイトさんの動きを封じています。


柔道の固め技みたいな体制で、床にアルバイトさんの身体を押しつけていました。


もう一人は、まっすぐ私を見ています。


何も感情がないような瞳でした。


そして瞳が青く綺麗でした。


まずわたしが最初にしたこたは、この状況を落ち着いて整理することでした。


あまりにも突拍子もない現実離れした状況でしたが、自分で思っている以上に頭は冷静でした。


少し馬鹿げているなとさえ感じました。


恐らく鍵がかかってないドアから侵入してきて、現金回収しているバッグを奪って逃走することが黒い2人の目的だなと察しました。


ナイフなどの光りものは持っていません。


ただ、青い瞳の男はナイフなどなくても、漂うオーラから只者ではないのが瞬時に分かりました。


外国人で身長は190cm以上、身体つきから恐らく格闘家や元軍人かなにかの人間だなと察しました。


実戦慣れをしていて、スキが全くありません。


そしてわたしは、無意識に「猫足立ち」の構えを取っていました。



~追想~


わたしは高校時代の3年間、極真空手が好きで道場に通っておりました。


週2回ぐらいのペースでしたが、学校が終わるとそのまま道場に向かって稽古をつけてもらっていました。


稽古が辛い時もありましたが、どんどん技が上達していく面白さの方が勝るぐらい、極真空手は魅力的な武道です。


師範代からは、身体のバネを褒めてもらい、右ハイキックが一番の得意技になりました。


何度も練習した右ローキックからの右ハイキック。


気をてらう2枚蹴り。


当時のわたしは、身長172cmで体重60kgだったので、そこまで重い攻撃スタイルが出来ません。


ただ、この2枚蹴りには自信があり、組手(練習試合のようなもの)では右ハイキックを高確率でヒットさせることが出来ました。


重いハイキックではないので一撃必殺とは程遠いですが、相手をグラつかせることは出来る。


高校を卒業してからは、道場に顔を出すことは少なくなりました。


ただ、身体を鈍らせないよう教えてもらった基本稽古やストレッチは習慣化されていました。


「道場で教わった技術的な攻撃は、絶対に素人に向けてはいけない」


何度も師範代に言われた言葉です。


その足が凶器になると。


~そして今~


目の前には実戦で鍛え上げられた


身長190cmの格闘家か元軍人の外国人が、無表情で立っています。


素人ではなくプロです。


わたしが猫足立ちの構えを取った瞬間、相手は少し警戒をする表情を見せました。


ベタ足で左足が少し前に移動し、両手はボクサーのように顎下あたりに静かに移動しました。


ふぅ、やはり相手はプロ中のプロか。


自分なんかの2枚蹴りが効くはずがないな。


ただ、効かなくても相手の意表を突いて、そのまま逃走してくれたら御の字です。


猫足立ちの構えは、どちらかというとカウンター型の構えでしたが、先手必勝という思いで自分の間合いに即座に詰めました。


そして右ローキックを放ちました。


このローキックは腰を入れないで放ち、相手のもも付近に蹴りがあたった瞬間に身体をひねって腰を入れて、決めの右ハイキックに持っていきます。


ここの足の移動スピードが生命線です。


相手は右ローキックはフェイントとみたのか、特にガードはしませんでした。


私の右足の甲が相手のももにあたった時、岩山でも蹴っているのかぐらい固い感触でした。


鍛え抜かれているももです。


そして、瞬間的に身体をひねって右ハイキックに移動。


現役の頃とスピードは落ちていない。


大丈夫、この感覚は側頭部に蹴りがあたる、、、


腰を回して全力で放った右ハイキック。


それは、無情にも空を切りました。


目の前の男は、わたしの攻撃を見抜き、スウェーバックでかわしたのです。


何度も何度も練習した自信がある2枚蹴り。


スピードも、現役の頃より早く放てたと手応えもありました。


ただ、目の前の相手には無力でした。


あぁ、これはもう終わったなと冷たい汗が流れたその時です。


どこかからか、防犯用のカラーボールが高く飛んでくるのが目の端にうつりました。


特殊染料が入っているカラーボールが、私と相手の近くにある壁にぶつかり、染料が周りに飛び散りました。


その染料が相手の目出し帽にもかかりました。


相手の目に入ったのかは分かりませんでしが、アルバイトさんを押さえつけているもう一人の人間が、すぐに立ち上がりました。


そして2人は、何もサインなどを出さずに同時にその場から走り去りました。


ふぅ、助かった。


わたしはまずは安堵の気持ちでいっぱいでした。


そしてすぐにアルバイトさんに駆け寄り、身体の異常などないかを確認しました。


幸いなことに、骨など折れたり痛めたりしていませんでした。


変に抵抗しないのが功を奏しました。


ただ、あまりにも恐怖だったのかずっと身体が震えていました。


本当に悪いことをしてしまったと、何度も彼に謝りました。


そしてカラーボールを投げてくれたのが、カウンターに居た男性社員でした。


彼は草野球が趣味の、気さくで仲の良い同期です。


「インカムで現金回収中のお前ら呼んでもどっちも反応なかったからよ。


なんかおかしいと思って探したら、変な奴が視界に入ったからカラーボールを壁に全力で投げたんだよ。


どうだ?良いコントロールだっただろ?」


本当に彼には救われました。


この一件は、わたしが独断で動いて起きた事件だったため、降格処分が下りました。


周りからは非難の声や励ましの声などありました。


ただ、わたしにはそういう声や降格処分といったものは全く響きませんでした。


あの右ハイキックが空を切った瞬間の絶望感、これが一番リアルでずっと胸に響いていました。


以上になります!


少し暗めの話になってしまいましたが、今回も楽しく書けました!



MAX編集部から

え、ちょっ、何コレ。


クッソ面白いんですけどーっ!!


4話目だよ??


中だるみしてもいいのに、ノッチ個人的には銀玉戦士さんの中で1番面白かったんですけど…。


普通は立ち向かえないですって!!


サブいぼ級の面白さでした。


こんな怖いリスクと戦っているのですね。ホール店員さん。


またリスペクト度が上がりました。


みなさん、いいですか!!


銀玉さんのストックがあるからといって油断大敵!!


僕らは常にあの合言葉です!!


そう!次回作も読みたい方は…



皆さん、準備は良いですか??


ケーーーーンっていう準備は出来てますよね?


感想をメールでも掲示板でもいいのでよろしくぅぅ!


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