MAX編集部ハマリオ日記♪



というのもパチンコというものは基本的に、


自分が勝つこと、自分が楽しむ事を優先することが許される遊びだと思う。


だから自分の台が大当たり・大連荘している時に、隣の台がドハマリしていても、


素直に自分だけの幸運を喜ぶ事ができるし、


それがパチ屋の普通の光景だと思う。




時には、あまりにも当たりすぎて気まずくなる事もあるが、


それは気遣いから来るもので、そもそもパチンコってのは大人の遊び。


自分の台が不運な展開の時に、隣台が大連荘していても、


分別をもって割り切るべきだし、


それが出来ずに不愉快になるなら、パチンコを打たない方がいい。




だからこそパチンコは、


自分の台が当たってくれる事に集中して楽しめるし、


それこそ仕事で周囲に気を遣っている人にとっては、


自分の事だけに集中できるというのが、大きな息抜きになっているのだと思う。






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そんなパチ屋なので、


その店にいる客の気持ちが一つになるという事はまれである。


しかし、その日、パチ屋の休憩所のテレビに映る琴奨菊の姿は、


その場にいた人の気持ちを一つにしていたと思う。




そして突き落としで豪栄道を下し、優勝が決まった瞬間、


その場にいた皆が喜んでいたと思う。


もちろん、その喜びの大きさは人によって違うだろうが、


その場にはたしかに祝福の空気があった。




ふと横を見れば、涙ぐんでいるおじいちゃんがおり、


俺があと20年若ければ、『おっ、俺も強い男になるよ、優勝してみせるよっ!!』と、


全く知らないおじいちゃんに、パチ屋の片隅で力士になる誓いをたてそうになるほどだった。




ところが、その五分後には、


休憩所にほとんど人がいなくなり、


それぞれが自分の台に戻り、それぞれが自分の大当たりだけを目指していた。


ま、パチンコを打っている人間なんて、そんなもんで、


そもそも人が気持ちにひとつになるなんてのは、一瞬だ。




そして休憩所では、


いつも座っているおばあちゃんがいつもどおりに、お茶をすすっていた。




さ、パチンコ界の横綱である牙狼と気持ちを一つにするために、稼働へ。




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