パチンコの状況なんてのは、
自分ではどうすることもできない。
打ち手側としては、
パチンコを辞める事も含めて、状況に合わせていくしかない。
そういう意味でもMAXは、パチンコのファンサイトなので、
ここでのライターの日記が、今の大多数のパチンコファンの状況でもあるのかなと、そう思う。
店回りや、止め打ち、期待値計算や釘読みにしても、
それはある程度、打てる環境ありきのもの。
どうしようもないくらいに酷い地域に自分が住んでいた場合、それはもうどうしようもない。
そう考えると、
財布に負担をかけずに、楽しもうとしたら、
多くの人が1パチに人が流れるのも当然の流れかと思う。
遊技人口の減少や、低貸の増加なども、やはりかと。
ただ俺が気がかりなのは、
いや、気がかりというよりも、
寂しい思いをするのは、
昔は4パチを打っていた人が今は1パチに流れているという事。
もしかしたら、最近パチンコを始めた人の中には、
1パチから始めて1パチのままという人も、
少なくないのではないかと思う。
今年の秋の初め、以前に住んでいた地域に帰った際、
昔は賑わっていたホールをのぞいたら、
ものの見事に、ガラッガラだった。
さらには、毎日のように花の慶次を打っていた馴染みのおばちゃん(通称;かぶきババア)が、
1パチで戦国乙女の甘デジを打っているのを見てしまったのは、大きな落胆だった。
その時は、
ここまで状況は悪化しているのかと思うと同時に、
俺の好きだったホールは、もう無いんだと。
胸のつまる深いためいきがこぼれ落ち、
冷たい現実を、まざまざと見せつけられた思いがした。
パチンコが大衆娯楽として、
時代の流れから、低貸に落ち着くのもやむなしと。
そう意見もあるかもしれない。
たしかに俺も、知人、友人には、
4パチで本気で勝とうとするよりは、1パチで楽しんだ方がいいと。
そう助言することもある。
しかしだ、
アホみたいに荒い台ばかり作って、回らないのが必然の等価を増やして、
結果として遊技人口が減って、低貸ばかりになり、
最終的に業界が低迷というのは、さすがにアホすぎる。
たしかに今の状況は、
多くの客が、
荒い台や、勝った時の金額が大きくなる等価を、好んだ結果でもあるかもしれない。
でも本来そこは、
胴元であるホール、実際に台を作っているメーカーが、
制御すべきだったのではと思う。
たとえば、自分のペットの犬が、
お菓子が好きで、それを欲しがるからといって、
欲しがるだけお菓子を与えていたら、そりゃ病気になって死ぬだろ。