【業界話】
今回は、パチンコ調整に欠かせない
ハンマーについて紹介します!
これはもちろん、
台を壊すためじゃありませんw
釘を叩くためのハンマーです。
店長達にとっては必用不可欠な商売道具!
軽く説明すると…主な使用方法は、
店の営業時間外にパチンコ台の釘を叩き、出玉を左右する調整をする為に使用します!
つまり、釘の開け締めですね。
ヘソの広さを調整したり、
アタッカー回りの玉の逃がし具合いを調整したり、
みたいな感じですね。
次に、
ハンマーを使っての釘の叩き方です。
釘を叩く際は基本的には力を使いません。
力を入れて釘を叩くと簡単に折れてしまったり、
必要以上にひん曲がったりしてしまいます。
では、どうやって釘を叩くのか?
ハンマーの重量を使用して叩く、とでも表現したらいいかな?
手首をスナップするだけで力を込めず、
ハンマーの重さだけで、コンコンと叩く!
それだけで釘は動いていきます。
もちろん、ある程度の力具合いで微調整は加えていきますが、
馴れれば思い通りに調整出来ます!
それこそ店長達は、何百、何千、何万回と釘を叩いていますから(笑)
釘を叩く時はサポート器具も使います。
★板ゲージ
釘と釘の間に差し込んで開き具合の確認をします!
色んな場所で使用しますが、
主にヘソ釘の広さを見ることに使われます。
★角度ゲージ
風車の角度やヘソに到達するまでの道釘の調整に使われる事が多いです!
釘は適当に生えてるわけでも、並んでるわけでもなく
ちゃんと…何度単位の角度みたいに計算されて調整されてます。
★釘調整ドライバー
ハンマーで叩くだけではなく、
さらに細かな釘の微調整の時に使います。
名前はドライバーですが、ネジや釘を回して締めるとかではありません!
ドライバーの先っちょ部分が特殊な形状をしていて、
それに釘を引っかけて少しづつ曲げていく、
みたいな感じで使います。
★ゲージ棒
棒の先に色んなサイズの玉がついています。
板ゲージとつかい方は似ていますが、
こちらは実際の玉の動きを想定しながら調整に使います。
パチンコ台に使われる玉のサイズは、
直径11mm なので、ゲージ棒の玉サイズはそれより大きい物を使用して調整に使います。
パチンコ台に使われる玉のサイズは?
直径 11mm
重さ 5.4〜5.7グラム
と定められています。