スコアボードを眺めて、どれぐらい時間が経っただろう。
第2組のスタートだったので、待ち時間が長いのは覚悟していたが、
ただ待つというのはこれほどまでに長いものか。
今日は、毎年恒例で参加しているゴルフの地区予選大会。
出場し始めて3年目になる。
初出場したときは、1打足らずで地区予選落ち。
2度目の出場となった昨年は、かろうじて地区予選通過したものの、
地区本選では後半に崩れて全国出場ならず。
そして、今年は3年目。
目の前のスコアボードでは、現在暫定1位。
そう、あと数人がプレーを終了して、僕以上のスコアが無ければ優勝。
プレーを終えた選手たちのスコアが、次々と書きだされるが、
暫定1位は変わらないまま。
願わくば、このまま終了してほしい。
だが、一人だけ気になる選手がいる。
順調にラウンドしてこれば、恐らく僕を抜いていくだろう。
それに、知らないだけでもっといいスコアを出す選手がいるかもしれない。
そんな気持ちで待ち続けていた・・・。
最終結果は、総合2位。
やはり、気になっていた彼には抜かれてしまったが、
それだけで踏みとどまることが出来た。
余裕の予選通過と、入賞のオマケつき。
いや、今回はこのオマケのほうが重要だった。
今年の地区本選日には、すでに仕事が入っており、
予選通過前から本戦欠場決定(笑)
そんな状況だったから、今年は予選通過より名誉を目指しての参加だった。
目指していた優勝はできなかったが、2位という好成績。
意気揚々とトロフィーを掲げ帰宅すると、娘が聞いてくる。
「パパ、これなあに?」
「これはね、今日パパがゴルフで頑張って2位になったご褒美だよ。」
「ふーん、なんで1位じゃないの?」
(T_T)
あ、どうも、無邪気な子供の言葉が突き刺さったぷち支配人です。
子供は時として、残酷な事を言うもんです(笑)