タツヨシさんの日記を読んで、
ある出来事を思い出した・・・。
あれは去年の11月、
少し寒さが厳しくなってきた頃だった。
朝、いつものように仕事をしていた。
お客様を迎え入れ、対応に追われる。
ちょうど週末ということもあり来場者は多く、忙しく走り回っていた。
そんなバタバタしていた時、聞こえてきた大きな声。
「おい! 誰か倒れたぞ!」
慌てて駆け寄ると、
すでに意識はない。
周りのスタッフに119番するように伝え、
さらにAEDを持ってくるよう指示。
その間、脈をみて肩を叩き呼びかける。
「大丈夫ですか!? 大丈夫ですか!?」
すると、うっすらと目が開いた。
「大丈夫ですか!? お名前は?」
力ない声だったが、
「○○です・・・」
良かった、意識戻った・・・
と、ホッとしたのも束の間、
またもブラックアウト。
「大丈夫ですか!?」
先ほど確認が取れた名前をもとに、お連れの方を探してもらう。
そして、AED到着。
講習は受けているが、
果たして上手く使えるのか?
そもそも、この状態でAED使っても大丈夫なのか?
そこへお連れの方がやってきた。
「その人、心臓に持病があるんだよね。」
マジですか!?
とりあえず、スマホで救急隊の方と連絡を取り、指示を仰ぐ。
「脈はありますが、意識はありません。」
「AEDを用意しましたが、使うべきでしょうか?」