とある夕方。
たまたま仕事が早く終わった僕は、保育園に娘を迎えに行った。
その帰りの車内、娘がこんな事を質問してきた。
「ねえパパ、
死んだらどうなるか知ってる?」
思わず返答に困る。
娘はまだ5歳。
どう答えていいものか・・・。
すると娘が、
「死んだらね、
お空から見守ってるんだって。」
そうか、質問というより、
保育園で学んだ事の報告なんだね。
そして、その答えに乗っかる。
「そうだよ。よく知ってるね。」
そして娘は続ける。
「だから、パパとママも、
死んだらお空から見守っててね。」
あれ?
雨は降っていないのに、視界がぼやけてきたよ・・・。
あ、どうも、歳のせいか涙腺が弱くなっているぷち支配人です。
ついこの間までは、まだまだ赤ちゃんだった娘の成長には、日々驚きの連続です。
色んなことを吸収して大きくなっている。
そして、娘が成長するということは、まだまだ先の話かもしれないが、
別れも近づいているということか。
娘の何気ない一言で、そんな事を考えてしまい、涙が溢れてしまいました。
そして、翌日。
仕事が休みで娘と遊んでいると、
「パパ、死んだらどうなるか知ってる?」
え?
「死んだらお空から見守ってるんだって。」
あ、あれ?
それ、昨日も聞いたよ?
「だから、パパも、
死んだらお空から見守っててね?」
う、うん。