難波日記第三十話♪



何となく分かっていた事だったので、


「じゃあお祓いをしてもらえれば大丈夫ですか?」


と聞くと、


「いえ、なりません。」


そう言われて、頭が真っ白になりました。


当然「大丈夫ですよ」と言われるもんだと思っていたのに、


なりませんとはどういう事だ!?





「じゃあどうすればいいんですか?」


そう尋ねると、


「女の子の正体がわからないのです。

夢にしか出てこないとなると対処の仕方がありません。」






僕は話を聞きながら、


「あぁ…じゃあもう、ずっとこれから逃げる事はできないんだな」


と思いました。






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とりあえずその日から、


女の子の正体が何なのかを知るために、そこで泊まることになりました。


するとその日の夜は、女の子はでませんでした。





そして次の日の夜。


夢で女の子がでてきました。


今回は最初から女の子の前にいました。


女の子は僕が立とうとすると


「あなたが思えばそうなる」


それだけを言っていつもの呪文を唱えだしました。





僕は初めて喋りかけました。


「あなたは何ですか?もう疲れた

何をしたいんですか

もう辞めてくれ」



すると女の子からでた言葉は、


「自我を保ちなさい

手を差し出したなら守られる」



すると無意識の内に、勝手に手が女の子の方にでました。


そして目が覚めました。




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