難波日記第四十五話♪



親父「おーいもう帰るぞー!」




難波「Nがおれへん!どっかいった!」




親父「えー?なにしてんねんあいつ。探してきて」




Nを探しにあちこち走り回るが


Nが一向に見つからない。


親の元に一旦戻ることにし、その前にトイレに行くと、


Nがいた。




Nは自分の腕に水をずっとかけていた。




難波「おいお前なにしててんなー。探してたんやぞ。」




そう言ってNの腕を見ると、


Nの腕が、パンパンに腫れていた。





「ヤバイヤバイ…腕が気持ち悪い事なってる!」





難波
「いつからそんなんなってるん!

さっきは普通やったやん!」




Nの話では


帰り支度を終えてトイレに来たら、蛇がいた。


その蛇がいきなり飛んできて、腕を噛まれたらしい。






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難波
「毒やん絶対!お父さんとこいこ!」




親父のいる所まで走っていくと


大人達はNの腕の異変に気付く。


経緯を説明すると、すぐに病院に行くことになった。


診察を終えると毒ではないらしいが、


菌が入っているので消毒をして終わったらしい。




とにかく大事にならなかったので良かったと


旅館に戻った。




夜ご飯を食べ、


毎回恒例の怖い話大会が開催され、


両家族全員が一つの部屋に集まった。




子供の俺たちは話を聞いて絶叫したり耳を塞いだりと


怖いながらに楽しんでいた。


大人達は酒を飲みながら子供の反応を見て楽しんでいた。






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