難波日記第四十五話♪



朝ご飯を食べて旅館のチェックインを済まし、


大人は運転の疲れからか、ぐったりと寝ていた。


子供の俺たちはゲームをしたりトランプをしたりして遊んでいると、


Nが「旅館広いから探検しよう!」と言いだした。




みんなそれに同意し、


俺と姉、N達3兄弟と5人で、旅館探検をしに行った。


ご飯を食べる場所、お風呂、中庭などを探検して


もう帰ろうとしていた時である。




N「あれ?あれ何?」




指差した方を見てみると


旅館の外に川が流れていたのだが、そこの茂みに小さな洞窟らしきものがあった。


みんなで行くと、


洞窟というよりかは少し大きい穴に思えた。




奥がどこまで繋がっているのか分からないし、


暗かったので入るのは止めとこうってことになったのだが




N「でもなんか奥で動いてる!」




なんか動物でもいるのかと思い


みんなで見ていると、Nが長い木の棒で穴を突き出した。


何か出てくるかと思って待っていると、


何も出てこない。






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次第に飽きてきたし、時間も経っていたので部屋に帰ることにした。


部屋に帰ると親父がタバコを吸っていた。




昼ご飯を食べ、車でアスレチック場に遊びに行った。


鬼ごっこなどしながら遊んでいたら、急にNが、


『腕が痛い』と言いだした。




Nの腕を見ると特に何もない。


気にせず遊んでいるとNの様子がどうもおかしい。


走る時も手を下にブラブラ下げながら走るし、表情も痛そうだ。




そして夕方になり帰り支度をしていると、


Nがいない。



さっきまでここにいたのに。






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