『ビチャ君が本当に悩んでるなら、
手でしてあげてもいいよ。』
ま‥‥‥マジかっ!?
付き合いの長い同級生の女子に
『実は、オチンチンが勃たなくなってしまった』
と告白した。
こいつの事だから、
腹を抱えて大笑いすることだろうと思っていたが、
最初から最後まで真剣に聞いてくれ、上記の言葉を口にした。
彼女の名前はともちん(仮名)
中学からの同級生で、ずっと地元にいるから付き合いも長い。
ビチャ丸が県外にいる時も、たまに連絡は取り合ってたし、
2人で飲みに行くことも多かった。
ビチャ丸の家に泊まりに来た事も何度もある。
一緒の布団に寝たこともある。
だが、一線を超えた事は一度も無い。
なんというか、ビチャ丸は穴があったら入れたい人間なので、
何度か
『一発やらせてくれ』
と真剣にお願いしたことがあるが、
彼女からしたら
『いや、貴様は無いわ』
この一言で片付けてしまう程度なのだ。
まぁ、ともちんは気も使わなくていいし、
下ネタ言ってバッサリ切られるくらいの潔さが、オレにとっては『楽』だったのだ。
チンチンが勃たなくなってしまったのも、
『こいつにはひとまず話しとくか』程度だったのだが、
付き合いの長さ故か、
意外な反応を見せたともちん。
ていうかオレが1番ビビってるのだよね。