ミヤシン日記☆第十五話☆
【ミヤシンのパチ日記】
オカルトvs正攻法



プルルル♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜


♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜プルルルル


ガチャ。



母「もしもし、母ちゃんだけど、

あんた最近電話してこないね。

元気なの?」



俺「ん?あ、ぁあ、元気だよ。

お袋は元気か?」



母「まぁ元気だよ。母ちゃん膝が悪いから、

たまに痛くてツライ時もあるけどね」



俺「そっかぁ・・。

病院行っても治らないの?」



母「そうだねぇ。

たまに塗り薬もらってるんだけど、あまり効かんねぇ」



俺「何でそんなになったの?」



母「う〜ん。あんた産んでからドンドン太ってね。

気付いたら水溜まって、

一度手術したけど、結局持病になってしまったよ」



俺「あら・・。

じゃあ、仕事したらツライんじゃない?」



母「いやいや、仕事は立ち仕事じゃないから大丈夫」



俺「え?そうなの?

じゃあどんな時に再発するの?」



母「パチンコ打つ時よ」



俺「・・・」




ガチャ。


ツー、ツー、ツー、ツー。



俺は電話を切った。


なんだそりゃ。


仕事頑張ってツライとかならまだしも、


パチンコで持病再発とか、何だそりゃ。


いきなり電話してきたかと思えば、訳のわからない事を。




お袋は俺に負けず劣らずパチンコ好きだ。


しかも生粋のオカルター。


友人のおばちゃんと良くパチンコに行くらしい。


そのおばちゃんも大のオカルターだ。




以前に里帰りした際、


三人で一緒に打ちに行った事がある。


そして、朝から散々オカルト話に付き合った。



もちろん好きに打ってくれて構わないのだが、


俺が打っている後ろにきて、


激アツを外せば、


「こんな台辞めなさいよ〜」


とか、


「あっちの台、今日は調子良いから打ちなさいよ!」


とか、


まるで根拠の無い言葉でまくしたて、


お袋に至っては、何も言わずに出玉を奪っていく。


おばちゃんパワー恐るべしというべきか。


まあ、おばちゃんパワーもさることながら、


お袋の図々しさも我が母親ながらにイラっとくる。




実は俺にパチンコを勧めたのは他でもない、


お袋だ。


世間様が聞けば、


「なんつー親だ」


と非難されるかも知れない。


でも彼女なりのストレス解消らしく、


勝った時は良く焼き肉にも連れて行ってくれた。


なのであまり文句も言えない。





そんなお袋は今年でパチンコ歴15年。


歴で言えば大先輩か。


打ち方、立ち回り、何処をとっても真似したくは無いのだが、


勝っても負けても″やんやんや″と楽しそうだ。


まぁそれで良いのかも知れない。





電話を切ってやった後、


お怒り気味に再度かかってきた。


ちとめんど臭かったが、久しぶりに話相手をした。




最近ついに牙狼3を覚えたらしい。


キューブ役モノの事を、


『サイコロが二つグルグル回るのよ!ライオンの顔が合体したら熱いのよ!』


と興奮しながら話していた。


サイコロって・・


まあそれは100歩譲っても、


ライオンじゃねえし。


狼って書いてあるだろっ!


どこまで老眼なんだよ。




挙げ句の果てに、


″打った事あるなら良い必勝法を教えろ″


とか無理難題を突きつけられたが、


んなもんあればこっちが知りたい位だ。


負け越してる俺に聞くな!


実は牙狼3は打ってはいるが、日記にすらできない稼働内容なのだ。




お袋は50,000発超えしてからというもの、


味をせしめて打ちこんでいるらしい。


羨ましすぎる(T_T)


以前もあの女は、慶次焔で60,000発超えをかましていた。


その時も舞い上がって電話をかけてきたが、


釘が良かったのか聞くと、


「回らない台の方が連チャンするのよ!」


と叫んでいた。


ここまでくると、オカルトも立派な正攻法に思えてくる。


勝負師と言う点では見習う所があるのだろうか…




ちなみに、都内で牙狼3はもはや打てる店が無い気がする。


″釘は熱い内に打て!″


と言うが全くその通り。


新装後も大事に使っているホールを探しては、なるべく回る台で打ったが、


牙狼3ではトータル18,000負け。


微妙〜な稼働結果。


最近ではヘソに玉が挟まりそうなので、まともに打っていない。


もっぱら現在は、


少しでも開いていれば北斗のライトミドルや、甘での稼働が増えてきた。


新内規もからんで新台も中々手が出せない。


そして本日も甘北斗の前に座っていた。




″1/77″


このスペックが引けそうで中々引けない。


確率分母以内でサクサク引けないと、


あっという間に出玉が崩壊してしまう。


回りは良いので早めに当てて、ジワジワと玉を増やして行きたい所だ。






初当たりは、1万を使いきりかけた229回転目。


ケンシロウvsラオウ。



テンパイ時、


″拳王″の文字が真っ白けだった為、


期待しないでカメラを向けた瞬間、


ロゴ落下から、




2Dに発展!
脇汗




期待していいのかな?・・


まぁ、剛掌ではあまり当たってくれなかったが、


甘だからズバッと当たって欲しい。


ほぼチャンスアップがなかった為、


なぜここまで発展したのかは定かではないが、


期待度が一気に急上昇した。


ムキムキの兄弟が拳と拳でぶつかり合った結果は、




ハズレ
脇汗




弟は兄に勝てないのか。


息子は母に勝てないのか。


兄と認めていないジャギはさておいて、


1番上の兄さんはやはり強かった。


でもね、皆さん。


ケンシロウには頼れる仲間が居るんですね。




脇汗




「仮は返したぞ」


と男気溢れるレイ復活。


″仁義″と言うものはその筋の方々だけではなく、


普段から大事ですよね。




人を裏切ればいつかは自分も裏切られる。


人を助ければいつか自分にも幸せがやってくる。


そう感じさせてくれるような、熱い男達の友情を感じるイキな展開。


友とは有難いものですね。


そしてその信頼を築けるケンシロウ。


貴方は素晴らしい。


この調子で俺もこの台を信じて打ち倒したい。


だから、ずっとこの回転率でいてくれよ〜!





一先ず当たってくれたものの、


このSTが伸びず2連終了。


男達の血と涙が染み付いているであろう約1,000玉の出玉を、


ガチャガチャと再度打ち込んでいく。




初めて北斗を漫画で読んだ時、


ゴリゴリの格闘漫画かと思った。


しかし読み進めて行くに従って、その考えは変わった。


これは格闘漫画ではなく・・








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