【ミヤシンのパチ日記】
我がライター人生に
一片の悔い無し!
皆様こんにちは。
最近歳のせいか、異様に故郷が恋しくなってきたミヤシンです。
田舎者の自分が東京に出てきて、
早いもので14年が過ぎようとしています。
人の多さと時間の流れの早さに紆余曲折しながらの14年でした。
夢と現実の厳しさ、
大都会の良い所、悪い所、
たくさん経験してきましたが、
今更ホームシック気味なんて、
変わらず田舎者のままなんだなぁと常々思ってしまいます。
そんなホームシックのミヤシン日記。
最後と言う事で、何を書こうか考えた結果、
これまでのパチンコ遍歴でも綴ってみようと思いました。
宜しければお付き合い下さいませ
m(_ _)m
″縁″というのは不思議なものでございまして、
気付けばセグMAXさんでライターをさせて頂いております。
そのご縁に至るまでの話を含めて、お話したいと思います。
上京し始めてやったアルバイトがパチンコ店でした。
その当時は確変と通常の違いすら知らず、
先輩から初めに教わった事は、
「シマの端にあるランプが赤く点滅したらドル箱抱えて走れ!」
というものでした。
んでもって、
「画面に奇数で赤い文字が揃ってたら箱を変えたり、席の後ろに置いてきたりしろ!
青文字で偶数なら、箱を変える以外、後ろに準備しなくていいから」
ってな感じだったと思います。
19に成り立ての自分は正直言って、
打った事もないパチンコ対し、
(うわぁ、こんな金がかかって当たるかどうか分からないのに、よくやるなぁ)
と思っていました。
まぁ十代のガキには一日1,000円あれば充分でしたから、
一気に5万、6万と使っていくお客さんの財布に対して、
羨ましさ半分、勿体無いなさ半分、という思いでした。
月日は流れそれから4年後、
22歳になった自分は、人生においてお金に困る時期に差し掛かりました。
働いてはいたものの、
家庭の事情で財布は火の車。
毎日明日の飯代を心配する程でした。
次の給料日まで残り15日となったある日、
財布の中身を確認すると、
4,000円と小銭が少し。
ああ・・・今月も厳しいなぁ。
ディスカウントショップでラーメン買っても、ほんとにギリギリだぁ。
どうすっかなぁ・・
と肩を落としていました。
バイトは相変わらずパチンコ店。
目の前で景品を交換していくお客さんが、この頃はとにかく羨ましくなっていました。
俺も打ったら当たらないかなぁ。
そんな想いもしょっちゅう頭をよぎります。
でも、ハンドルなんて台清掃の時以外、触った事もありません。
知らないホールへ1人で入って、
打ってみる勇気が今ひとつ出せないでいました。
先輩に向かって、
「あの、パチンコって難しいですか?」
と質問したりもしました。
すると、
「ハンドル握って玉飛ばしてるだけだよ。つか、今更?w」
と笑われました。
パチンコ店に働いていながら、パチンコを打った事がないと言うのは、
他の同僚を含め、常連客も知っていて、
ホールで自分はちょっと浮いた存在でした。
苦笑いを浮かべていると、
「明日俺打ちにいくけど、一緒くる?」
と先輩に誘われました。
ですが、勝負するお金がありません。
1000円で当たる保証も無いですし、
万が一手元のお金が無くなればそれこそ一大事です。
せっかくのお誘いでしたが、
止むを得ず断りました。
明くる日、不運にも休日。
働いてれば腹の虫もさほど気になりませんが、
何もせずにウチに居ると、余計に空腹を感じてしまいます。
『ラーメンでも買いに行くか‥』
なけなしの\4000が入った財布を片手に家をでました。
幸い、駅前には安売りの店が軒を連ねておりましたから、
1番安くラーメンを売ってる店を探していると、
ディスカウントショップの横に、パチンコ店が目に入りました。
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