ミヤシン日記☆第十二話☆
【ミヤシンのパチ日記】
連チャン天国、回転率地獄



この間は台風で大変な日本列島でしたが、


皆様ご無事ですか?


何か被害にあわれておりませんか?


棄てられていた傘が飛んできて、


頭部に直撃したミヤシンです…

m(_ _*)m




通勤中にスーツがビショビショになったり傘にぶっこまれたり、大騒ぎ。


あの日は服が濡れっぱなしで不快指数が半端なかったです。


次の日は休みなので、


帰宅後とっととシャワー浴びて寝ちまいました。


風邪ひかないようにしないとね。




早寝したせいか、


休日なのにも関わらず朝6:30に起床。


表を見ると相変わらず曇天だが、雨は降ってない。


せっかくの休みに朝から雨だとテンションも下がるし、出掛ける気も無くなるので、


これにはホッと一安心。


ホールのオープンまでたっぷりと時間はある為、


今日は遠出してみる事にした。




8:00にウチを出発。


電車を乗り継いで1時間半、目的のホール到着。


ここは10年以上前に住んでいた家の近く。


初めてパチンコを打った"思い出"のあるホールだ。


潰れていないか不安だったが、


ネットで調べると"絶賛稼働中"だった。


外装も昔に比べて小綺麗に改装され、並びの客も若い人が増えている。


昔はもっと小汚くて、お年寄りと怖そうな人ばかりだった。


時代と共にホールも変わってゆく。


チェーン店じゃ無いので、


こういった地域密着型の小規模店も、変化や進化を問われているのだろう。




開店を迎え入店したのはいいが、


さて、どうしたものか…


打ちたいと思える釘の台が無い…


清々しい位のボッタ釘。


外観とは裏腹に、


中は"地獄"の様だった。




これからどうしたものか…


ホールを何週しても釘が変わるものではない。


気付けば1人店内で立ちすくんでいた。



以前はしっかりとヘソを開けて、


イベントともなれば、お祭りだったこの店。


この何年かですっかり変わってしまった。


しかも最悪な状態に。


駅を降りた際にもう一軒近場でホールを見つけたので、


そこに行ってみる事にした。




悲しいな…なんてご時世だ…


と思うのもミヤシンだけなのか。


ライバル店が少ないこの土地では、こんな営業でも客がついてしまうらしい。


グチばかりも言ってられず、


店移動して必死に台を探す。


そして意を決して座った機種は、




北斗金色!




いっその事ヘソに玉が挟まりそうなガロでも打って博打に走るか…


ともヤケクソになりかけるが、


堪える。


頑張って回すしかない。


諭吉をサンドに入れる手が心なしか躊躇していた。


もし、3k回してベース21k無ければ即辞めしよう作戦にする。



1k→24


2k→21


3k→19


平均すると…




21.333333333……




一応は21を超えている。


正確には、


回転率が"落ちながら"21を越えている。


凄く怪しい。


判断に困ってしまう。


5kまで様子を見よう。


ゴク…っと唾を飲み込んで打ち出す。


そして、





当たる
当る



う〜〜(−_−;)〜〜。



こんな時、立ち回りの上手い人はどう判断するのだろう。


なんとも煮え切らない想いを抱え、

持ち玉を作っていく。




連チャン




当たり→連チャン、


は悪くない。


ただ、この連チャンが終わった後が怖いのだ。


時折くる目先だけの回転数に引っ張られ…


回らなくなって出玉が消え…


投資だけが負債となって…


負け。


こんな方程式だけは何としても避けたい。


時短抜け後、等価店なので現金で回してみる。


まずは、1kで26回。


あてにならない上ムラ。


更に1k追加→19回。


脳内が″ふわわ〜″となってきた。


ここまで投資6k。


手元には決断を迫られる出玉数。


そして選んだ道は、






続行!


打ち倒すしかない。


苦しい稼働だが、もう他にあてがない。


心臓の鼓動が聞こえそうな程の緊張状態の中、


回転率をキープしていく為に集中する。


二度目の当たりを迎えた時、




二度目の当り




これまでにない安心感が襲ってきた。


自分の決めたベースをぎりぎりで追いかける稼働。


それは、演出の一つ一つがホントな愛おしく、


そして神頼みでもしている様だ。




当たる度に、
神頼み




ふぅ・・・


と深く息を吐いてしまう。


念を送るかの如く、前のめりになりながら確変を消化していく。



(ああ、この連チャンが閉店まで続いてはくれないだろうか)



いつか来るであろう夢の終わりが、


少しでも先であって欲しいと願う。


カメラを向ける手は汗まみれだった。


そしてついにそれは訪れる。




通常へ




これからまた超集中が始まる。


保3止め、

ステージ止め、

リーチ中の保4狙い。


持てる技術介入を必死で利用する。




気付けば正午を回り、


持ち玉もある程度出来ていた。


このまま辞めてしまおうか…


そんな気持ちでいっぱいだ。


だが回転率はまだ保っている。


ここで辞める理由がない。


だが、これから落ちる可能性もある。


だが…


だが…




ここまで来ると自分の意思との勝負である。


耐えて、耐えて、


粘って、粘って、


そして勝つんだ!


自らを奮い立たせた目線の先では、




図柄が揃う。
図柄がそろう




孤独な戦い。


自分の精神との闘い。


さしあたりプロゴルファーの気分。


期待値を信じて粘りに粘った稼働の結果は…








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