まるみん日記第三十一話♪



今まで私は、基本的に映画を避けて生きてきました。


映画を見ても「ツッコミスト」の血が抑えられないという点。


そして、


「自分でも思わないところで嵌まりこんでしまう性質」を自覚しているからです。





いつか日記にも書きましたが、小学校の時に、


「マリリンに会いたい」


という映画を映画館でみてギャン泣きしてから、映画は苦手になりました。


この「マリリンに会いたい」という映画。


どんな話かというと、


犬が海を泳いで渡って恋人(犬?)に会いに行くという映画です。


この内容に、大泣き。





しかし3年前に最後に映画館に行った、


「風立ちぬ」。


コレを会社の同僚たちと見たときは、


私はなぜか一滴も涙が出ず、ポカーンとしちゃって、


同僚達がドン引き。


何がはまり、何がはまらないのか、


自分でも自分の事がよくわからないままに38年も生きてきたのです。





で、先のシン・ゴジラ。


最初は庵野監督が新しいゴジラを撮ったと聞いて、


「あー…またエヴァファンに"エヴァはよ"って言われるぜー?」


という感想しか持ちませんでした。


私は、ゴジラも一回も見たことがありません。





しかし、その後聞こえてくる評判になぜだか興味をそそられる。


ゴジラにも庵野監督にも興味はないのに、


気になってしょうがない。


見たい。





会社の同僚たちを誘ってみましたが、


今回は誰も乗ってくれませんでした。


周りに見た人も居ません。





そういえば、大阪に居る直属の上司が、筋金入りの怪獣マニアだった事を思い出し、


仕事のついでにシン・ゴジラを見たかと問うてみました。






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上司「見た。」


まる「どうでした?」





上司「最高。」







ゴジラのフィギュアを自作する程のあのマニアな上司(56歳 男性)が「最高」と言うのです。


往年のファンも納得させる出来なのか…。


あー気になる気になるぅー…。





ここで、私は最終手段に出ました。





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