今まで私は、基本的に映画を避けて生きてきました。
映画を見ても「ツッコミスト」の血が抑えられないという点。
そして、
「自分でも思わないところで嵌まりこんでしまう性質」を自覚しているからです。
いつか日記にも書きましたが、小学校の時に、
「マリリンに会いたい」
という映画を映画館でみてギャン泣きしてから、映画は苦手になりました。
この「マリリンに会いたい」という映画。
どんな話かというと、
犬が海を泳いで渡って恋人(犬?)に会いに行くという映画です。
この内容に、大泣き。
しかし3年前に最後に映画館に行った、
「風立ちぬ」。
コレを会社の同僚たちと見たときは、
私はなぜか一滴も涙が出ず、ポカーンとしちゃって、
同僚達がドン引き。
何がはまり、何がはまらないのか、
自分でも自分の事がよくわからないままに38年も生きてきたのです。
で、先のシン・ゴジラ。
最初は庵野監督が新しいゴジラを撮ったと聞いて、
「あー…またエヴァファンに"エヴァはよ"って言われるぜー?」
という感想しか持ちませんでした。
私は、ゴジラも一回も見たことがありません。
しかし、その後聞こえてくる評判になぜだか興味をそそられる。
ゴジラにも庵野監督にも興味はないのに、
気になってしょうがない。
見たい。
会社の同僚たちを誘ってみましたが、
今回は誰も乗ってくれませんでした。
周りに見た人も居ません。
そういえば、大阪に居る直属の上司が、筋金入りの怪獣マニアだった事を思い出し、
仕事のついでにシン・ゴジラを見たかと問うてみました。
上司「見た。」
まる「どうでした?」
上司「最高。」
ゴジラのフィギュアを自作する程のあのマニアな上司(56歳 男性)が「最高」と言うのです。
往年のファンも納得させる出来なのか…。
あー気になる気になるぅー…。
ここで、私は最終手段に出ました。