ハマリオのパチンコ日記
カメレオンはピンク色
今となっては、普通の光景になってしまった「パーソナルシステム」
初めて見たときは、
「ん〜、微妙・・」
と思いつつも、
「出玉の把握はしやすくなったなあ」
という感想だった。
個人的には、好きか嫌いかで言えば、
好きじゃあない。
(嫌いなわけでもない)
確かに出玉の把握がしやすくなったのは利点。
だけど、言い方をかえれば、
誰でもしやすくなったという事。
他人との差がつかなくなったという事。
他の人が適当に済ますところを、きっちりする事で差をつけるのがパチンコの基本だとすると、
あまり歓迎できないなあと思っていた。
ちなみに当時は、アタッカーの悪い店なら出玉の悪さがはっきりと数字に表れて、人が飛ぶんじゃないかとも思った。
だが、その点は心配なかったようだ。
考えてみれば、
そこを気にする人は始めから店にいなかったし、
そこにいる人はそこを気にする人ではなかった。
あくまでも俺の経験上だが、
パチンコ屋の設備と客付は比例しないと思った。
もうひとつ、好きじゃあない点をあげると、
店員との接点が減ったこと。
別に店員と仲良くしようと思っているわけじゃなし、できれば関わりたくない。
いやむしろ、店員の視界には入りたくない。(不可能だけど)
そんな俺でも、ドル箱を交換する時は店員を呼ばざるを得ない。
そこが唯一の接点だった。
あとは景品交換と、攻略打ち等で怒られるときぐらいか。
当然の事だが店員は人間なので、ドル箱の交換が上手い人もいれば、下手な人もいる。
それがよかった。
下手な人が来た後に、上手い人が来ると、
「やっぱりベテランは違うなあ」
と感心する事もあった。
下手な人も、徐々に手馴れてくると、
「おっ、だいぶ上手くなったな」
と感心させられる事もあった。
そういった意味で店員の成長を見られるシーンでもあった。
(働いていない人間が偉そうで、あれだが)
不思議なもので、何故か応援したくなるような店員もいた。
始めのうちは「はあはあ」言いながら走ってきて、汗かきながら箱を換えていた店員が、
少しずつ仕事に余裕が出てきて、
「どうぞ、今日はたくさん出ましたね」
なんて一言の声を掛けてくるようになると、
「この店員の成長は、俺の連荘のおかげだな」
なんて阿呆なことを思ったりして、妙に嬉しかったりしたものだった。
デジタルなパチンコを相手にしていると、その反動で人間観察したくなるのかもしれない。
それになにより、親切な店員に箱を換えてもらうと、ほっとしたような気分になる。
パチンコ屋の光景というか風景というか、そういうものも好きな俺としては何もかも機械で管理してしまうのは味気なく思えてしまう。
そんな気がする。
それでは実践の方へ。
ここ最近は広告規制の影響なのか、新台の釘が良かったりする事が多い。(もちろん店による)
新台なら無難にアピールしやすいからか。
ただしこの場合は新台導入時の釘が最も良く、それ以降は悪くなる一方で、
長い目で見るとあまり歓迎できない気もする。
そんな中で狙いを定めた台。
「CRカメレオン」
新内規だが、電チュー2個返しなので玉は増えると聞いていた。
※3個返しのスペックもあるようなので注意。
実際にゲージを見てみると、電チューまでの零しが無い。
「これはいける!」と思った。
貯玉の使える3.3円の店で試し打ちすると、回りの方も好感触。
この日は時間が無かったので早めに切り上げて、翌日に備える。
あくる日、意気揚々と向かうと・・・
ガッツリ閉まっていた。
早すぎるだろ・・・
残念。
この機種は俺の地域では設置が少なく、このまま打てずに終わるかと思ったが。
かなり遠いが期待できそうな等価店に導入されるようなので、足を伸ばしてみた。
導入日の夜に覗いてみると・・・
いい感じに見える。
という訳で、漫画喫茶で夜を明かして、今度こそと翌日に備える。
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