「仕事がきつくてパチンコを控える。」
よくきく話である。
「仕事が嫌でパチンコを打ちまくる。」
よくきく話でもある。
七星さんのこの日記を読んで思うものがあった。
七星さんがどんな職種に就いているのか全く知らないし、
七星さんがどういう思いで働いているのかも全く知らないのだが、
あの日記だけを読んで俺が思った事は、
パチンコよりも仕事を辞めた方がいい。
たぶん。
七星さんが今の仕事に対して熱い想いがあり、納得ずくで働いているのなら大変失礼な話になってしまうのだが、
ちょっとマジで考えたほうが良い。
こういう話をすると世の中の真面目でちゃんとした大人は、
仕事が辛いからと言って辞める若者を
「ダメな奴だ」とか
「根性がない」とか
「若いうちは苦労しろ」とか、
いろいろ批判するのだろうが、
「ちゃんとした大人なら、
ちゃんとした条件で雇ってくれ」
と俺は思う。
七星さんのことをよく知らないまま書くのも失礼なので、
俺が目の当たりにした話にしよう。
俺は今まで、特に10代後半から20代前半まで、パチンコとは関係なくいくつかの仕事も経験はしてきた。
しかしまあいざはじめてみたら、
人をなめたような条件で雇おうとする会社が実に多い。
たとえばそれが職人系の仕事で、理不尽や無茶もあれど若いうちに親方の下で修業して自分の技術を磨くとか、そういう話だったらまだ分かる。
しかしそういうわけでもなく、
会社の都合にだけ合わせて人を安く使おうとする会社が実に多い。