ハマリオのパチンコ日記
【Mr.ビーンの友情】
学生時代に友人がいた。
男の友人と何がきっかけで仲良くなったかなんて、普通はあまり覚えているものではないと思う。
しかし彼との場合は、うろ覚えながら記憶にある。
「これ、面白いよ」
そう言って"1本のビデオテープ"を手渡された。
A君とは同じクラス。
話したことはあまりなかった。
それが何かのきっかけで話しかけられた。
(そのきっかけが何かだったのかまでは、もう覚えていないのだが)
このビデオを手渡される前の前日だった思う。
俺はA君と話していた。
その時にA君が熱心に言った。
「もの凄く面白いものがある。あまり知っている人はいないかも知れないが、絶対に面白い。君に是非とも見て欲しい。」
俺は適当に相槌を打っていた、しかしA君は続けざま捲し立てた。
「俺はビデオに録画してある。だから君に貸そう。学校にビデオテープを持ってくることはできないから、君の家まで届ける。だから君の家の場所を教えてくれ。」
俺が困惑していると、早口でこう言った。
「絶対に面白い、見れば分かるから。」
そうして半ば強引に手渡されたビデオ。
ラベルにはマジックでこう書いてあった。
Mr.ビーン
だからMAXの新台情報でこの機種名を見たときはハッとした。
「CR Mrビーン」
まさかパチンコになるとは。
というわけで今回の機種はMrビーンの甘デジ版。
スペックはヘソからの潜伏あり、2通出玉無しのバトルタイプで継続率は80%。
さっそく設置店を検索してみた。
やはりと言うべきなのだろうか、設置店は少なめだった。
台自体の需要もバラエティーコーナーに1,2台といった感じなのだろう。
逆にビーンを大量導入していたら・・・色んな意味で心配だ。
その中でも比較的に近い店を覗いてみた。
もう3カ月近く行っていないお店だったので様子見がてら。
夜の7時過ぎだったが客入りは4割程度。
釘の具合も等価ならまあまあだが、3円なら厳しいといった感じ。
この辺も昔から変わらない。
出玉を大きく削ってこないのは嬉しいけど、ヘソがド平行では厳しいだろうと。貯玉が使える店ではないし。
データカウンターを見ても、粘って回してある台はほぼ皆無といったご様子。
広くて白い通路に店員の数だけがやたらと目立った。
こうやって店を見て回るたびに思うことがある。
結局、客付きは釘に比例していると。
(都会の駅前の店とかだと違うのかもしれないが…)
たとえヘソ釘だけであろうと、釘を見ている人は客全体の1割、いやそれ以下だと思う。
それでも不思議なことに、客がきっちり入っている店の釘はそれなりに開いている。
俺が行く店も、しっかり釘を開けてある日は人が入っているし、そうでない日は人も少なめに。
ほとんどの人が見ていないであろう釘が、人を呼ぶってのは不思議な話のような気もするが。
結局は釘が客側の勝率(最終的な出玉)という結果に表れているのだと思う。
もちろん1日単位、1台単位でみれば、釘を開けた台がその日に出るとは限らない。
しかし、長い目でみれば出てしまうもの。
ましてや1台だけでなく、シマ単位で調整してあれば尚のこと。
極端に言ってしまえば、
もし大当たり時の出玉が同じなら、千円15回のシマより千円20回のシマの方が負ける人が少なくなるのが道理。
これが客同士の「あの店は出る、出ない、勝てない」といった会話に繋がってくるのだと思う。
そして最終的にこういった評判が客付きに出てくるのだと思う。
ほとんどの客がパチンコに求めるのは、勝って帰る事なのだから。
それは俺も同じなので、この店からは撤退。
休みの日には、遠いけれども新台を打った経験のある店へ。
その日は冬の晴れた日だったので気分も良かった。
この店は等価店だけあって、よく回った経験は無いものの、導入直後はごちゃごちゃと悪くされていない台がある店と記憶していた。
たぶん、何度か出てしまうと閉められるのだと思う。
目的のビーンの前に立ってみると、なるほど綺麗に見えた。
道釘などヘソ釘と同じように綺麗に真っ直ぐだった。
回るとは思えないが、千円あたりは18回ぐらいにはなるのだろうか、そう思った。
とりあえず五千円分で95回。
小当たりによるモード移行があったぐらいで、静かに進んでいった。
耳につく音と言えば疑似連時の効果音ぐらいで、最近の台にしては静かな方かなと思った。
176回転目、
その疑似連が3回まで到達しSPリーチへ。
スクラッパー救出リーチ。(赤文字)
このリーチは、宇宙まで飛ばされてしまったスクラッパー(猫)をビーンがキャッチすれば大当たりというリーチ。
リーチはアニメ画で展開され、後半発展等はなくシンプルなもの。
リーチ内容のノリとしては「トムとジェリー」が近いかもしれない。
このリーチは宇宙に飛んで行く途中で、飛行機に乗っている人が持つ新聞紙がクローバー柄のチャンスアップがあり、大当たり。
ナイスキャッチ、ビーン。
※クローバー柄は激熱の柄で、様々な場面で登場の様子。甘デジ版でもあったので、かなり強力に感じた。
図柄揃いの当りは5R以上で、電サポ確変のドライブRUSHに突入。
いわゆるバトルタイプなので、流れをご紹介。
RUSH中は車の役物が出てきて、そこにビーンが搭乗。この画面が基本。
車から出るガスの色でリーチ発展時の色が変わる模様。(虹色は確変確定か?)
ほとんどの場合は初めにシャッターを閉じる演出が発生。
ここでシャッターが閉じれば、一安心。
ちなみにこれは虹色。
TEDDY・CHANCEへ発展。
ボタン連打でテディが落下すれば大当たりとなる。
もし失敗しても、リーチハズレで次回転に行くだけなので2通の心配はない。
逆にシャッターが閉じず、後ろから車が追い越してきた場合はピンチ。
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