ハマリオ著
今回は
めちゃくちゃ真面目な話をしよう。
めちゃくちゃ真面目だけど
役に立たない話をしよう。
…
…
パチンコパチスロを打ちに行くときって、どんな心境だろうか。
勝ちたい、
負けたくない、
冷静に立ち回りたい、
いろいろあるだろうが、
俺はいつもこう思う。
…
もう、どうでもいい。
…
一番極端な時は、
つまらない設定狙いを
しに行く日の朝。
今日は抽選でクソ番になって
打てる権利がありませんように。
今日はガセで
設定入っていませんように。
みたいな事を思いながら
抽選の列に並んでいる。
…
だったら
初めから行くなって話でもあるが。
嫌だ嫌だ、じゃ、
渡っていけない世の中です。
これを世間一般では、
お金のためとも言う。
…
そんな俺だがある日の朝、
もう、
本当にどうでもいい。
パチンコパチスロとか
本当にどうでもいい。
そう思いながら電車に揺られていた。
…
…
…
う○こが漏れそうだった。
…
…
(※編注:はい!
食事中の方は食事の後でお読みくださいませm(__)m)
…
途中下車してトイレに駆け込めば、
うん○は助かるが、
朝の開店には間に合わず。
我慢して朝の開店を優先すれば
スロットは打てるが、
うん○は間に合わず。
デッドオアアライブだった。
…
この日はとあるホールの年一。
このホールは俺が長らくお世話になっていたホールで
引っ越した今では
足が遠のいてしまったが
今でも年一では必ず参加している。
…
「俺がこのホールでどれだけ
稼いできたか知っているのか。」
「設定の入る場所は
全て把握している。」
…
朝、目が覚めた時は
心の中のDELTAさんが
スロットでるでる音頭
を踊り始めていたが
いまではウ○コでるでるモードに苦しめられているこの俺。
…
俺の腸内の
前田慶次が黒いウン○松風に乗り、
肛門突破を目指していた。
ぷお~、ぷお~、
響き渡るホラ貝という名のオナラ。
慌てふためくは肛門を守る兵士。
…
きたぞ~、前田慶次だ~
肛門を閉めろ~
Σ(・□・;)
…
わ~、わ~、わ~
( ゚Д゚)
…
「ボタンを押して
傾奇メーターを止めろ」
(`・ω・´)ノ凸 ポチ
…
傾奇御免!!
う○こ御免!!
…
わ~、わ~、わ~
( ゚Д゚)
…
バタン!!
ギリギリで閉じられた肛門。
しかしピンチは続く。
…
「ボタンを連打して肛門を開けろ」
(`・ω・´)ノ凸
バシバシバシ連打連打!!
…
…
◆大べんもの◆
…
…
う、うわー、もうダメだ。
…
…
…
…
もう
スロットとかマジでどうでもいい。
うん○は全てに優先する!
…
電車を降りて
猛ダッシュでトイレを探す。
どこー、
トイレどこー、( ゚Д゚)
…
知らない駅でトイレを探すのは
なかなか難儀。
内股で猛ダッシュする。
まるで
すごいよマサルさん状態。
朝の台取りでもここまで必死になった事はない。
ホール内でなら店員さんに注意されて
出禁になる勢い。
そしてそれ以上に出てきそうな
ウ○コの勢い。
う○こ猪突猛進。
…
トイレに入り
個室に駆け込もうとすると、
うん○の悲劇あるあるで
『使用中』ときたもんだ。
…
神よ、なぜ私にここまでの試練を。
…
が、
ここで私はある言葉を思い出す。
…
『神は、
乗り越えられる試練しか与えない』
…
そうだ、
う○こがなんだ。
俺は負けない、うん○に負けない。
強い男。
う○こに負けない強い男。
必ず乗り越える、
このクソ試練を。
…
と決意した五秒後、
…
神様、うん○が
肛門を乗り越えてきそうです。
;つД`) もうダメ
なんかもういろいろと
本当にダメだった。
…
俺の腸内の
前田慶次が黒いウン○松風に乗り、
またも肛門突破を目指していた。
ぷお~、ぷお~、
響き渡るホラ貝という名のオナラ。
慌てふためくは肛門を守る兵士。
…
きたぞ~、前田慶次だ~
肛門を閉めろ~
Σ(・□・;)
…
わ~、わ~、わ~
( ゚Д゚)
第二波がきたぞ~
…
「ボタンを押して
傾奇メーターを止めろ」
(`・ω・´)ノ凸 ポチ
…
う○こ御免!!
マジで御免!!
…
わ~、わ~、わ~
( ゚Д゚)
…
バタン!!
ギリギリで閉じられた肛門。
しかしピンチは続く。
…
「ボタンを連打して肛門を開けろ」
(`・ω・´)ノ凸
バシバシバシ連打連打!!
…
…
◆大べんもの◆
…
…
(・∀・) も う ダ メ だ
…
いつまでも個室から出てこない
ウ○コ馬鹿野郎。
完全なる殺意を抱いた。
こんな簡単に人を殺したいと思える事に恐ろしささえ感じていた。
…
いや、落ち着け俺。
誰だってウン○はする。
ウ○コに罪はない。
パンツにシミはある。
シミは罪である。
隙のない三段論法。
ドゥーユーアンダースタン!?
…
あなたが便器に座っている間、
苦しんでいる人がいます
それでもあなたは便器から立ち上がらないのですか?
…
説教してやりたかった。
この時、もしも俺が明智光秀だったらトイレごと燃やしていた。
それほどの憎しみ。
本能寺の便。
でも俺は明智じゃない。
耐えるしかなった。
足をクロスさせ、
肛門を全力でしめあげる。
便意を耐える最終奥義、
クロスボーン・バンガードを発動。
…
…
でも、ダメだ、
どうやっても
質量のあるウン○が迫ってくる。
(;・∀・)
もうダメだった。
漏らして楽になろう。
辛い時は逃げていい。
漏らしていい。
今は令和。
我慢と根性の時代は終わった。
自分らしく生きて、
自分らしく漏らす時代。
個性とウ○コを認め合う時代。
…
…
が、そう思った時に
あの男の声が聞こえてきた
…
…
逃げ出した先に、
楽園なんてありゃしねえのさ
辿り着いた先、そこにあるのは、
やっぱり戦場(トイレ)だけだ
…
…
が、ガッツ!!
そうだ!
逃げちゃダメだ!
戦わなくちゃ!便意と!
…
固い決意に、
固い肛門。
難肛不落!!
黒いウン○松風に乗った
前田慶次を迎え撃つ!
…
ぷお~、ぷお~、
響き渡るホラ貝という名のオナラ。
慌てふためくは肛門を守る兵士。
…
きたぞ~、前田慶次だ~
肛門を閉めろ~
Σ(・□・;)
…
わ~、わ~、わ~
( ゚Д゚)
第三波がきたぞ~
…
「ボタンを押して
傾奇メーターを止めろ」
(`・ω・´)ノ凸 ポチ
…
…
うん○御免!!
さきっちょ御免!!
ずっぽし御免!!
…
わ~、わ~、わ~
( ゚Д゚)
…
…
(・∀・) やっぱダメかもしれん。
…
が、その時、
ようやく開いた個室のドア。
希望の光。
蜘蛛の糸。
幸福への道。
…
なのだが、
俺はガチで目を疑った。
なんと
南斗
南斗誤射精
…
…
出てきたのは
オバちゃんだった。
…