ハマリオ著
俺は子供の頃に遠山の金さんに憧れていた。
だからTシャツの首回りから腕と肩を出して『この桜が吹雪が目に入らねえか!』というモノマネを続けていた。
その結果、Tシャツの首回りが伸びきってしまい、普通に来ていると首回りがだらんだらんのTシャツばかりになった。
親にひどく怒られた。
それ以来、我が家では遠山の金さんごっこは禁じられた。
さて、そんな悲しい思い出がある遠山の金さんがパチンコ化。
これで何作目?って感じだが、今回は遊タイム付き。
ところで遊タイムといえば天井ハイエナ。
こればかりが語られがち。
しかしながら、遊タイム付きのパチンコは収支が安定するはずなので回る台なら普通に打ちたいと前から思ってはいた。
そんな中で金さんは非常に良い。
まずスペック、大当たり確率が1/256なのでミドルというよりライトミドル。
この時点でかなり好印象。
さらに確変ループタイプなので当たれば最低でも1000個+時短100回。
この時点でかなり安定感はありそう。
で、実際に打ってみた第一印象だがまずステージが強め。
しかもステージの構造が3列になっているので奥から転がってきた玉がゆらゆらと手前に来るので見ていて楽しめる。
こういう台は打っていて楽しい。
最近だとシンフォギアもステージが強めで良いのだが、いかんせん薄っぺらいので、見ていて楽しいのは金さんの方だと思う。
なにも通常時に面白さを見せるのは液晶だけではないので、こういう台が増えてくれると嬉しい。
そして金さんの打ち方。
パッと見で左右対称ゲージではあるのだが、右側にはアウト穴がある。
だから大当たり中、電サポ中は左打ち推奨。
もしオーバー入賞を狙いたいのなら左側だけで強弱をつける。
あんまり効果はないと思うが。
ロング開放で電チューの賞球は1個。
しかしながら電チューの拾いがよく、オマケ(2個返し)にもかなり入るので、簡単な止め打ちでほとんど減らさないか、僅かに増えるケースもあるはず。
□時短中は変動が速くないので電チューが閉じたら4個打つ。
■確変中は変動が速いので電チューが開いてから4秒後に6個打つ。
だいたいこんな感じ。
そして通常時、8個保留機ではないので、保3止め、ステージ止めが大事。
打ちっぱなしに比べればかなり差がつくはず。
特にステージに滞在している時間が長めなので、上手いこと調整しながら打つ面白さもある。
ちなみにヘソの返しは1個である。
そのわりに回る印象があるので、
ステージの強さと、オマケの入りやすさが大きいのではと思う。
だから新台導入時はヘソ1個を加味して店が開けてくる可能性が高いとは思うので、狙い目なのではと思っている。
(1台しか打っていないので、あとで印象変わるかもだが。)
この日は新台導入日の等価店で、ヘソちょい開きぐらいが7500個で734回。
千円24.4回。
たぶん店の想定より回っている。
この日はゆっくりと午後からホールへ。
外が暑いのでパチンコで涼みたいところ。
新台のエウレカ、ダンガンロンパは満台。
金さんには空きあり。
俺にとってはアニメの台より時代劇が良いので好都合。
仕事人もそうだが和物のパチンコはけっこう好き。
打ち出してみると、ステージの面白さに目を見張る。
最近はこういう台がほんと少ないので藤商事には感心した。
演出に関しても最近の台の中ではかなりシンプル。
おそらく年輩の方が混乱しないように分かりやすさを意識していると思うわれる。
ただし熱そうな演出はけっこうハズれる。
まあ海物語も魚群がよくハズれるし大目に見るしかない。
この日も海物語的にシンプルな杉良太郎モードで打っていると
こんな熱そうな画面から
実写リーチへ発展し
普通にハズれる。
と思ったらそこまで熱くなさそうなリーチが
あっさり当たる。
あっさりすぎて呆気にとられる。
今回の金さんは杉さんverと松方さんver。
大当たりは赤文字だが
引き戻せず。
ちなみにこの台は通常時にも電チューがショート開放して玉を拾う。
そして通常時の電チュー消化演出は
パチンコ玉演出になる。
その後、これは当たるだろうと思われるリーチを何度かハズす。
そしてノーマルリーチ?ノーマルロングリーチ?みたいので当たる。
不意すぎてビックリ。
海物語的な演出バランスなのかな。
魚群ハズれまくってノーマルで当たる的な。
しかしこれも通常当たりで単発。
電サポ中の止め打ちも楽で玉も減らないのでそれなりに快適。
しかも初当たりが256分の1なので次の当たりも遠くは感じない。
天井があるという安心感もある。
なんとも気軽なパチンコの時代。
ここで単発2回の杉さんに代わり松方さんが登板。
相変わらず当たりそうなリーチをあっさりハズす。