何気なくTVのチャンネルを回していたら、
ミュージックステーションに行き当たり、
ちょうどそのタイミングで椎名林檎が写っていたので、
そのまま彼女の曲を聴くことにした。
で、ひさびさに「良い歌を聴くことの良さ」を思い出した。
と同時に、それがほんと初期の頃の歌だったので俺も思い出すものがあった。
というわけで、
今回の話は普段のガチな稼働の一面なので
書こうかどうか少し迷ったのだが、
あえて初心に戻った気持ちで書いてみようと思う。
そもそも俺は、
『パチンコの勝ち方を知ればパチンコがもっと面白くなる』
そういう事を伝えるスタンスで日記を書き始めたのだから。
といっても、今回はパチスロの話だが。
【パチスロ日記】
パチスロの設定狙いといえば
台の知識を頭に入れて
店がどこに設定を入れるか過去の傾向から読んで
打ちながら設定推測して
みたいなイメージを持っている人が多いかもだが
大事なのはそこじゃない。
俺なんかはサイコロ振って狙い台を決めているレベル。
これもあくまで俺の場合の話になるが
今年もっとも打った機種であるリゼロでさえ
細かい演出法則や
マニアックな部分での抽選方式などは
ほとんど分かっていない。
いわゆるパチスロオタクが話しているような事はさっぱりである。
が、それでも6が打てるのがパチスロの面白いところ。
これは何も俺の自慢をしたいわけではなく、
「パチスロの知識がないから打てない、勝てない。」
と思っている人は考え直してほしい。
というか、もっと柔らかく単純に考えるべき。
そもそもパチスロというのは
台の知識や狙い台の絞り方を競うようなものでもなく
6に座れるか否かを競うゲーム。
そしてこれパチンコにも言える事で
期待値理論や確率論を正しく理解する必要などない。
はっきりこれは断言する。
「パチンコの勝ち方、期待値の事を教えてくれ」
という読者の人もいるかもだが、
その発想がズレている。
実際に俺も、期待値理論や確率論の事はよく分かっていない。
これは何も俺だけでなく、ほとんどの人が分かっていないと思う。
ただ単純に北斗無双でいえば、
等価で何回転回って、出玉がいくつで、
それを何時間回せばいくら!?
みたいな基準で打っているだけで
期待値理論や確率論を正確に理解しているわけではない。
そんな賢い頭があったらパチンコなんか打っていない。
まあもちろん、
甘デジよりミドルの方が荒れるとか
電サポ比の高い機種は電サポ時の増減が大事とか
ボーダーが高い機種はボーダーライン+3回ぐらいじゃダメとか
常識的に知っておくべきポイントはある。
しかしこれも今はネットを調べればいくらでも出てくる情報。
『期待値理論を正しく理解してから勝ち組になろう』
とか肩肘を張る必要はない。
大事なのは細かい知識ではなく
実際に勝てる台がある店に行き
実際にその台に座る事。
ただこれだけ。
この単純なことを繰り返し続けるられるかが大事。
話をパチスロに戻すと、
6がある店にいき、6に座ること。
パチスロの最終目標はこれ。
これだけ。
これを忘れてはならない。
まあそのために「台の知識」や「店のクセなどの知識」などが
ある程度は必要。
しかしもっと大事な事がある。
それは人である。
昔からこの業界では3つの攻略が大事と言われてきた。
台の攻略、店の攻略、そして人の攻略である。
この人の攻略は雑誌やメディアで語られる事が少ないのだが、
今のパチスロではかなり大事。
というか実際にホールで勝っている人には
なんだ、そんなことか。
という当たり前のレベルかもしれない。
が、おそらく勝っている人と勝てない人の差は、
意外とここであるような気がするので書いてみよう。
まず、6号機は設定確定画面みたいのが結構な頻度で出る。
だから自分の行く店で知り合いを増やして
何月何日にどの機種でどの場所で6確定画面が出たか
これを把握できているかだけで、だいぶ違う。
まあ店のデータを見るだけでも、わりと分かってしまうのだが
やはり6確定画面というのは大きい。
ジャグラーでたくさん出ていた台とは違って信頼度が違いすぎる。
で、この知り合いというのはガチで打っている人でなくても構わない。
店の常連さんで気が合いそうな人とか、
話の分かる店員でもいい、
場合によっては清掃のオバちゃんでも構わない。
というか始めから知り合いを誘って同じ店に行くのが一番早いのだが。
俺のよくあるケースだと朝の並びでよく顔を合わせる人や、
6が並びで入る時に隣で打っていた人とかが多い。
ただそれだけの話、ほんと単純な話。
自分以外の人を使うということ。
マジな話で、
パチスロの知識だけなら負けている人の方があったりするのだが
こういうところが違うような気がする。
勝っている人は、もっとシンプルに、もっとストレートにやっている。
さて、だいぶ話が長くなって尺稼ぎに成功したわけだが何が言いたいかというと
パチンコパチスロにおいて
頭でっかちな真面目さはプラスに働かない。
若者4人組がいた。
もっとシンプルに柔らかく考えればいい。
で、とにかくやってみる事、
で、失敗しながらも繰り返すこと。
やっているうちに『自分の得意なやり方』みたいのが見えてくるから。
さて、そろそろいい加減に具体的な話に移ろう。
とある日、
この日もいつも通りにリゼロの設定狙いをしていた。
が、なにやら不穏な気配。
この店では見かけた記憶のない
この店はノーマルタイプ以外で、
そこまで設定狙いにガチな人がいなかったので、軽くパラダイスだったのだが、
軽くピンチである。
おいおい勘弁してよ〜
という事態である。
そんな中、とりあえず自分の台を打ち進めていた。
まずは200後半の前兆ありで一安心。
で、そのまま288で当たり。
しかも最初から60%の嬉しい展開。
1体撃破もあったので
わりと楽勝。
にんまりである。
問題は弱ATか否か。
あ、
これはヤバイ。
これはアウト。
どうみても強AT。
もちろんコンビニステージへ。
が、ここでレジ前画面へ。
まさかして666円のミラクルあるかと身構える
246円でーす
どうでもいいでーす
というわけでこの台はヤメ。
まだ1台空きがあったので、すかさず移動。
これも200後半の前兆で一安心。
これはB天で当たり。
ん〜、どうだ。
やっぱダメ。