さて今週のコラム。
今、旬な話題である厩務員&騎手になるには?
そして読者様からいただいたメール、馬券の買い方について説明したいと思います。
最初に競馬の花形である騎手についてです。
今年の競馬学校の騎手課程にあの岩田ジョッキーの息子さんが合格しました。
そして斉藤調教師の息子さんも合格しました。
おめでとうございます!!
まず騎手とはどんな職業でいかほどのお給料なのか?
もちろんレースに騎乗することが出来るのがジョッキーですが普段は調教に跨ります。
トップジョッキーになれば追い切りのある水曜日、木曜日だけトレセンに行き残りはオフ!
みたいな事もあるようですがそれはほんの一握りのジョッキーだけ。
他の所属ジョッキーは普通に厩務員さんや調教助手さんと同じように馬休日である月曜日以外は出勤します。
特に若手のジョッキーなんかは午後も普通に出勤してきて馬の世話をすることもあるようです。
そうすることで厩舎の人とコミニュケーションをとる事ができ、
結果として自分の騎乗馬を確保することができるのです。
ちなみにここでも調教手当てというものが発生します。
1鞍騎乗すると1000円もらえます。
だがしかし!
美浦近辺の牧場のアルバイトに支払われる額が1鞍1500円とアルバイトより安いです。
ジョッキーなのに・・・
そしてレース。
レースでは騎乗手当てがもらえます。
聞いた話によれば大体3万5000円ほど。
そこから税金と騎手クラブに引かれて1鞍実質もらえるのは2万円ほどらしいです。
という事は・・・土日で10鞍乗っていれば毎月80万円くらい。
それと厩務員と同じく進上金と言ってレースの賞金の5%がもらえます。
とりあえず勝つことができれば最低25万円から最高1500万円(ジャパンカップ)もらえる訳ですね!
これは夢があります。
かつてデットーリという世界的に有名なジョッキーがジャパンカップに騎乗したのですが見事にジャパンカップを勝利。
驚くことにこのデットーリという騎手ジャパンカップの前のレースも制していたんですね。
そのレースがG1ジャパンカップダート(今のチャンピオンズカップ)というから驚き。
この年のみ2レース続けてのG1レースを同じジョッキーが制したというお話でした。
キャシーの年収の10倍くらいを2レースで稼いでいきました。(笑)
この話を聞いて自分のお子さんをジョッキーにしたいぜ!とか思いませんか?
はたまた、もういっそ俺がジョッキーになってやる!とか(笑)
まずジョッキーになるには競馬学校の騎手課程の試験を受けなければなりません。
今回116人が受験し合格者はたったの8人。
とても狭き門です。
さらにここから体重管理や厳しい訓練で退学していく人も少なくありません。
3年後のデビューの頃にはさらに少なくなっているでしょう。
それはともかくとして、まず入学することができなければ話になりません。
まず試験で行われるのが2泊3日の合宿。
普通は考えられないですね。
いきなり合宿なんて。
ここでコミニュケーション能力、リーダ−シップ能力を見ます。
そして本人面接。
さらに一般常識程度のペーパーテスト。
あいまいですがここまでが一次試験だったと思います。
二次試験では馬に乗るための適性検査が行われます。
乗馬未経験者でも問題はないようです。
(事前に講習会があるようです)
そして保護者との面接などを経て合格が発表されます。
さて、そろそろ本題に行きましょうか。
よく騎手課程の合格者でジョッキーや調教師の子供が合格するとコネで合格させたなどという人を見かけますが、そういう人は知らないのです。
一次試験をパスする方法を・・・