讃岐Jr.日記禊第八話




PM 12:00




どーやったら誰一人として仲間ハズれになる事なく、


充実した会を開けるのかギリギリまで考えていた。




「お前達が楽しいだけのただのオナニー会じゃねぇか。」




それだけは誰にも言わせたくなかった。


皆、同じ金で出席したんなら、


皆に同じ楽しさを提供する。


その義務が俺にはある。




友達の輪に入れずに


いつも教室の隅っこで一人ぼっちだった


彼を

彼女を


置き去りにする訳には行かない。







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考えろ俺。


思い付くんだ中学1ユニークの天才の俺。


考えた。


考えて、考えて、


考えて、考えて…












うさぎ耳




気がつけば100円ショップにあるウサミミを買い占めていた。






「これはどーゆー事だ讃岐?」




…分からない。


何故これを買い占めてしまったのか全く理由も思い付かないが、


(これがあればなんとかなりそうだぞっ!)


と、理解不能な自信がどこからか湧いてきたのだ。







「そろそろ時間だ。


行くか……



悪魔っっっっっ!!」






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