HN:止め打ち野郎


戦い続ける日々



俺の名は、止め打ち野郎

他人の命令や同じ行動を取るのがとにかく嫌いで

周りからよく天の邪鬼と言われる22歳の男だ。


そんな俺は、ここ3年間は専業としてパチンコでお金を稼いでいる。

何故俺が専業になったのか…??

それは、話は遡る事高校時代の時からそうなる運命に合ったのかもしれない…



俺は高校を2年の時に中退している。

周りの人間から感じる物はいつも無味無臭。


とりあえず大学、とりあえず就職と言った感じで

デカイ夢、ギラギラとしたデカイ物を持っている奴がおらず

普通が嫌いで、刺激を求めていた俺にはここが物足りず、必要と思う物が無かったからやめる決意をした。


学校を辞める際によく話していた先生からは引き止められたが

辞めると決めた俺は、先生の話を押しきって辞めた。


学校を辞めた後、部活で陸上部をしていて体力のあった俺は知り合いのツテから鳶職に

体力だけはあった俺はすぐに順応して

歳の割には貰えていた方だったし、居心地は悪くなく不満は特に無かったが…



2年近く働いていたある日


その生活にも徐々に満足がいかなくなって来た。


やはり何かが足りない…

その何かが何なのかは分からないが、常に満足出来なかった。



そんな俺は、何かを求めホールに入った


その時に、俺の専業としての道に進むきっかけとなる人に出会う。



中学の時の二つ上の先輩で藤田さんという人だ。

久しぶりの再会だったので話を聞いたら藤田さんは専業をしているとの事。

聞いた瞬間は少し『えっ??』てなったが

物凄いぐらい悪知恵が働く人だったので、そこまで驚きはしなかった。


先輩と昔の話を話しながら色々と話を聞いた後、今の生活に満足がいっていない事を話したら

先輩から言われた事が衝撃的だった。



先輩
「当たり前だろ」

「お前が普通の生活に満足する筈が無いだろ」

「お前は俺と同じ常識って奴が苦手なタイプの人間だし」

「普通の生活に普通の仕事、絶対に楽しさを感じる訳無い…違うか?」



素直に認めたくは無かったがその通りだろう。

その後も先輩が話す事はことごとく急所を突くように合っていたので何も言い返す事が出来なかった。

話の最後に、先輩が俺に向けて言った事は



「今の生活に満足出来んなら…俺と一緒に専業としてやってみないか??」


いきなり何を言い出すかこの人は…

と思ったが、確かに俺が求めていた物は普通じゃない事


人間的に禍々しいまでの何かを発揮する様な人との出会いだった

この人からは、危険だがそんな独特な物を持っていると感じ…

迷った末に鳶職を辞め先輩と一緒にパチンコをやる決意をし

こうして俺の専業としての道をスタートした



一応基本的な事はそれなりに覚えていたが

先輩はパチ、スロ両方ともにレベルが高く

釘読みや専業としての知恵、何より悪知恵を駆使しまくった捻りを加えた独特な立ち回り方や

ライバルを上手く回避する為の発想、打つ台の選び方も凄い


そして何より精神面が強く、どんなに勝っていても決して満足せず、全く妥協をせず、常に上を目指し専業としてほぼ隙が無い。


ま、物凄いドSで酷いぐらい口が悪いのが玉に傷なんだけどね。



先輩の下で1年間ぐらい行動を共にした後に


先輩
「情報交換とかはしてやるが、今後は自分一人で立ち回ってみろ」

「俺に頼るだけじゃあ俺には一生追いつかんぞ」

「だから俺よりも勝って、上手くなって抜いてみろ」

「ま、下手くそな君じゃどうせ俺を抜く事は無理だろうけどね」



…最後は余計なんだよ


まぁ、先輩なりの俺に発破をかける為の言葉なんだろうけどね


抜いてみるか…

そう決意をして2年間

先輩を超える為本気で立ち回ってみた



大海SP、バーストエンジェル、牙狼、カイジ、ベノム、花札物語、ファフナー、美空、蒼天、牙狼〜陰我消滅…

基本の海から、技術介入機まで先輩に勝つ為あらゆる台を打ち続けた。


結果を出す為、死に物狂いで必死に情報や知識をかき集めまくった。



しかし…届かない


俺が超えようとしても結局その上をいかれる


この2年間で月単位でこの人を超えたのはたったの1回

しかも、先輩が肺炎の病気でロクに稼働出来なかった時だけ


まともには1ヶ月も収支を抜けた事が無い


年間だと、300近くは毎年離されている


この人は本当に上手い


だからこそ…俺はこの人を越えたい



6月6日

世間一般的にはスロットが熱い日だろう


スロットに行くのが普通だが、こういう日は他のライバルが少ないのであえてパチンコを打ちに行く


年一イベントの等価某ホール


先輩も同じ事を考えていたのかどうやらパチンコを打つらしい


まぁきっと同じあの機種を打つ事になるだろうな



ちなみにここは銭形目当てに異常なぐらい人が集まるホール

確かに右は綺麗なんだが…

回りは一番回る台で20がいいところ

そんな銭形に人が大量に行くので


その分ライバルが少ない手薄になった台に座る


ライバルが多い時はあえて狙わない

先輩から貰った専業としての知恵だ



稼働機種は巨人の星


俺は巨人の中で、寄りが良い台に座る


最初の1万で228

次の1万で462

その次の1万で685

うん回るね


明子チャンス込みでベースは23近く取れている


まぁ何も来ないが


とりあえず当たれ



願いは無視され、結局当たったのは投資4万9千


1110回転目にギプスゾーンからの突確から4連





突



時短中の玉の増えはショート解放は弱め→強めの二発打ちで

ロング開放時は、一回目開放時は3発で、2.3回目は左に2発、右に3発打ちで

出玉がそれなりに取れるから安心して回せる。


そして通常時の打ち込みにも気をつかいながら、次の当たりを目指す


この機種には横から明子チャンスの先読みがたまにある



チャンス



俺は専業として地味な部分でも大事にする。

そういう小さな積み重ねで回している。


保留3、4ならそのまま時間効率を下げない様に普通に打って保留3、4状態をキープする打ち方をしてそのままのスピードで電チュー保留5回転分(最初の消化される1個+4個)を獲得しにいき

保留1、2状態なら一旦打ち出しを止めてヘソ保留を0にして確実に5回転取りに行く


これで普通に打つよりかはわずかながら得をする

他にも手の油等で回転力が落ちたりムラが出来るのを防ぐ為ずっと現金投資している


やれる事は全てやっているが


やっぱり当たりが訪れない



ようやく当たったのが確率が2倍の


800回転の時


7テン煽りからテンパイして6連



当たり



しかし16Rには全く偏らず中途半端に終わる


投資は8万を越え、半ば消化試合みたいな状況だが

腐らずに回す


それが俺の立ち回り、勝ちに対する姿勢だから



結果
1110:4連
800:6連
393:単
342:6連
89:ヤメ

通常総回転数:2734
現金投資:12万
回収:21170発

収支:-35320円となった


この敗北は仕方ない


1日単位では結果がついて来ない事なんてしれているから

やれる事は全てやれた筈だから



で、あの先輩はどうしていたかと言うと


同じく巨人を打って、ベース24の俺より回る台で差玉3万発と圧勝していた



…俺の横で


稼働を終えた後に先輩から一言あった


先輩
「あの台で16Rで2030発しか取れんとか…ただの下手くそだな」

「時短中もタイミング少しずれててチョロチョロとしか増やせてないし」

「まぁこれからも俺には勝てないだろうが頑張れよ」



…相変わらずのウザさ


実際横で見てても実力差がはっきりしていた

今までこの人には何度も勝てないと諦めた事があるし

それでも構わないと思った時期もある


だが



やはりこの人は抜いて黙らせるしかない


俺が先輩を超える為の戦いはまだまだ続く



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