ーある日の平日ー
『おはよ〜!
はいこれ、お弁当。
いってらっしゃい〜!!
今日も頑張ってね!』
『ほら娘よ、早く起きなさい!!
学校遅刻するぞーー!
ご飯置いてるから食べてね〜!』
毎日、朝5時過ぎから怒涛の1日が始まる。
お弁当を作り洗濯をして、2人を順に見送る。
その後、自分も仕事へ。
8時間立ちっぱなしで勤務したあとは、そっこー職場を出て娘を学童へお迎えに。
ここでホッと一息つきたいところだが…
………。
はいはーーい。
まだ休めない。
洗濯物を取り入れて、座る間も無く晩御飯の準備。
その後、洗い物やら娘をお風呂に入れて
……あら、もう21時か。
『さぁさぁ、娘よ、
寝る時間だぞー!』
ごねる娘を無理矢理布団に潜らせ、寝かしつけ……てるフリをして、自分も横になって少し休む。
…たまにこのまま夢の世界に行ってしまいそうになる。
だが、まだ寝ちゃダメだ。
まだする事がある。