編集部日記第七十三話♪

【ハマリオのパチンコ日記】
他人のゲロを受けとめる話




今回の日記の冒頭部はゲロの話であり、


稼働部分ではガロの話になるのだが、


ゲロを吐くような話なので食事中の人は読むのをやめて後から読んでほしい。





さて、この時期は季節の変わり目ということで、


体調を崩す人も多い事だろうと思う。


幸いにして俺は今年の冬を、インフルエンザなし、ノロウィルスなし、異性との性交渉なし、で乗り切れそうだが、


多くの人が密集する電車やホールなどでは油断できないので気を付けていきたいと思っている。





実は以前にこんな事があった。


その日は朝一に向かった店がイマイチで、電車に乗り店移動していた。


たしか時刻は、ちょうど正午前だったと思う。




車内の混み具合はほどほどで空席もあったが、


知らない人の隣に座るのが嫌いでガラガラの車内以外では座らない方針の俺は、


ドア付近のつり革につかまって立っていた。


そしてその近くには、初老の女性がいた。




その人はおばあちゃんと言うよりは、おばあさんと言った風貌で、


身なりが小奇麗な東京の人という感じであった。


で、そのおばあさんも座席に座らず、つり革につかまっており、


俺は近くにいたとはいえ、ある異変が起きなければ特に気に留めない感じの大人しそうな人であった。




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電車が駅を出てしばらくすると、


そのおばあさんの体が不自然に揺れていた。


酔っ払いなどが、かろうじてつり革につかまっている感じと近いのだが、


それよりも不自然な動きで前後に揺れていた。


全く体に力が入っていないというか、自分の体を制御しきれていない感じであった。


例えるならば、ボクシングなどの格闘技の試合で、


顎を打ち抜かれた選手が崩れ落ちる寸前の雰囲気に近いものがあったといえば、なんとなく伝わると思う。


あの感じだった。




俺がおばあさんの異変に気付き、えっ?と思い始めてから2秒後、


おばあさんは地球の重力に引っ張られるまま、後ろ向きにすとーんと倒れた。


体調が悪くてうずくまったのではなく、意識を失ってそのまま倒れた。


あれは失神だったと思う。




慌てて体を支えたので、頭だけは打たずに済んだが、


声を掛けてもすぐには返事が返ってこず、


白目をむくという程でもないが、


目の焦点は合っていなかった。




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