ハマリオ日記第五十五話♪

【ハマリオのパチンコ日記】
いろいろあるよ




俺のお気に入りの、


3週間に1度ぐらいの頻度で通っていた喫茶店が、閉店した。


この店は小さな駅の商店街の中にあり、古い建物の2階にあった。




喫茶店といっても、お洒落な空気はなく、


日に焼けた漫画が棚を埋めて、カーテンは煙草の煙で汚れきっていた。


そんな店なので、外観もぶっきらぼうそのもの、


OLや女子大生が立ち寄れる雰囲気はなく、


近くに高校もあったが、ましてや高校生が入れるような店ではなかった。




その分だけ俺のようなものには居心地がよく、


喫茶店というより、実質は街の定食屋でもあったこの店で、


客が少なくなる午後3時ぐらいに、俺はオムライスを食べるのが好きだった。




このオムライスも、滅茶苦茶にウマいというわけではなく、


ウマいのは間違いないのだが、それは丁度いいウマさだった。


ありていの言葉で言えば、家庭的なウマさというものなのだと思う。


とにかく、そのウマさというが、俺にとっては丁度いいウマさだった。




そもそも俺がこの店を見つけたのは、


店の近くに打てるパチ屋があった時だった。




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この小さな商店街には3軒のパチ屋があり、


そのうちの2店舗はごく普通のボッタ店なのだが、


1店舗だけ、低交換で貯玉無制限の店があった。


と言っても、そんな優秀台があるわけではなく、


パチンコが目的というよりも、この喫茶店で昼飯を食うためにそのパチ屋に通っていたようなものだった。




しかし、いつまでも同じ状況は続かない。


このパチ屋が、まさかの全館1パチになり、


俺にとって完全に用の無い店になってしまった。


まあ店にしてみれば、俺の方こそ、完全に用の無い客だったのだと思うが。




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