リベンジじゃぁ〜!
牙狼(媚空)で当たりたいんじゃぁぁぁ!
とある日
その日は用事のため、新幹線に乗ることになっていた。
自宅で身支度を整え、家を出る。
駅につき、颯爽と改札を抜け
ホームに行くために階段を登る。
と、違和感を感じる。左足だ。
なにやら圧迫感を感じ嫌な感触がする。
足に視線を向ける。
スキニージーンズをはいた膝小僧ら辺が、
不自然に丸く膨らんでいる。
しばし、「?」が頭の中を巡り、すぐに合点がいった。
ゴミだ。ティッシュゴミだ。
息子の顔がチラつく。
あいつめー。
またお遊戯服にティッシュ入れっぱなしにしたな!もう!
気づいてしまうと結構な不快感だ。
朝着てからよく今まで気づかなかったもんだ。
乗る号車にたどり着き、待っている人達の列に並ぶ。
これでやっとゴミがとれる
腰で体を折り、ジーンズの裾をまくり、かつ裾から手を差し込む。
ゴミの先端をとらえるべく押し込んでいく。
親指と人差し指がごみに届く。引き抜いた。
ん??
取れない。出てこない。
引っ張っても伸びるような感触で、取り出せる気配がない。
んん??
さらに手をつっこみ、かつ裾をめくる。
もう1回引っ張ってみる。
よしっ!先端が見えた!
視覚でゴミを捉える。
その色彩、その柄
ゴミ…
じゃなあぁぁぁぁい!
パンツー!
これゆりのパンツー!