リクの丞日記第98話♪



リク『で、あるから‥今日も頑張りましょう』


店員一同『はい!』


副主任になって、そろそろ半年‥


「正しい事がしたければ偉くなれ」


この言葉を胸に、せっせと働くリクの丞。


仕事上でも大きなトラブルを起こす事なく、順調に出世街道を進んでいた。

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この頃、働いていた店は、


けっして大きな店ではなく、部下と呼べる社員も1人しか居ない、


上司には、主任と店長と言う小規模な営業形態。


だが、従業員‥アルバイトの皆んなは、リクを慕い凄く頑張ってくれていたと思う。




アルバイト『明日は副主任休みっすよねー、どこに打ちに行くんすか?』


リク『ばーか行かねぇよ、今月は金無いよ』


今日も無事に勤務を終えて帰り仕度を始める。

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アルバイト『副主任、お疲れ様でしたー。』


リク『おー、皆んなお疲れー』


連続勤務が続き、やっとまともな休みが取れる。


(注)今の時代なら完全にブラック企業




店長『お疲れ様、副主任』


リク『あっ、お疲れ様です』


店長『明日は久しぶりの休みやろ、ゆっくり身体を休めとき』


リク『は、はいっ』


店長にも挨拶を済ませて勤務終了!


社員寮に帰宅して羽根を伸ばした‥





この休日は、実に有意義に過ごせた。


昼過ぎまで爆睡、起床後はフラフラとパチンコ店へ、


たまたま座った台が、そこそこ出て夜は美味しい物を食べた。




リク『いやー、今日はいい日だったな』


待ちに待った休日を充実感で満たせた。




リク『よし!明日から仕事頑張るぞ』


翌日からの勤務意欲も湧き上がり、まさに理想的な休日だった。




この時は露ほどにも思っていなかった…翌日あんなことになろうとは…。