MAX読者のみなさま、また読んでいただいてありがとうございます。
どうも、人呼んで「ルックス以外はイケメンな男」こと、ポンです。
一見、何だか矛盾しているように見えますが、
言い換えれば「心のイケメン」とでも言いましょうか。
自分で言うのもおこがましいですが、まあそういう事です。
でも、世間様に人気があるのは、勿論「見た目のイケメン」である。
例え中身で勝っていようと、見た目で負けてしまう。
別にモテたい訳ではないのだが、
「見た目のイケメン」に対する劣等感みたいなものを持っている事を否定できない。
そんなちょっと卑屈になってしまった男の稼働をご覧いただこう。
――8月某日
私は休みだが、チロちゃんは仕事。
今日はそんな日。
こんな日は、暗黙の了解でチロちゃんを職場に送迎する事になっている。
チロ「ありがとう。じゃあ仕事終わったら迎えに来てな」
ポン「うん、わかった。仕事頑張ってね!」
そう言ったあと、事務所に入っていくチロちゃんの後ろ姿を見届け、
私は一人でマイカーを発進させる。
ここから数時間後に同じ場所に戻って来るまでの間、私は一人で時間を持て余していた。
――うーん、今日は何も用事が無い。
どうしようかな?
ここで、ふとチロちゃんの職場の近所にある、とあるホールが目に入る。
ここは私が小学生の時から存在する老舗のホール。
客足は寂しく、恐らく新台入替をする体力も無いのだろう。
それが今では功を奏してか、レア台の宝庫になっている。
少し前に来た時にはMAX機も残っていたくらいの、警察にも見放された(?)過疎店舗。
どれどれ、今はどんなラインナップになっているのかな?
興味本位で立ち寄ってみた。