場所が場所だしな。
こういうムードで話すのがぴったりの話がある。
少しばかり秘密の小話を聴かせてやるよ。
質問をしようか?
コイツとコレ、このふたつは一体何だろうね?
「極悪釘と、極悪下アタッカーだ。」
『違うね。コレはモノだよ。
トコトン意味を還元していけば、残るのはその言葉だけだ。
モノって言う単語だけだ。
そこん所で改めて価値を付け直すとしたら、それは悪い状態なんて世迷い言じゃねえ。
その価値は、万人が認める共通のテーマだ。出せるか?出せないか?だ。
ようは「引き」だよ、
それ以外の価値なんぞ、感傷だらけの戯言だ。』
「引き」は・・・運か?
『 力さ。素人の釘見よりよっぽど役に立つ。
こいつを除いて何に価値を認めるんだアンタは?
変わることのない釘か?
それともオカルトか?
笑わすぜ。
俺がパチンコ始めた時分に、萌え台を這いずり回ってたあのクソ溜めじゃ、
どういう訳か良釘だの、良アタッカーだのはいつも品切れでね。
物の分からねえ時分には、店員に泣いてすがったりしたものさ。
まあ、そいつを信じられたのも、連日通って、釘を半殺しにされた日までだ。
萌え台ってだけの理由だったのさ。
力もねえ。良釘もねえ。
頼れる物は一体何だ?
そいつは引きだ。
そして、萌えだ。
このふたつがありゃ天下泰平だ。』
というわけで、今週は急遽ブラックラグーン2をお届け!
萌え台?と聞かれれば、勿論、否であるわけですが…
しかしファビオラという萌え要素もある。