くま「最近さー、なんか服装に気合い入ってない?」
まる「お、良く分かりましたね。確かに気合い入ってますよ。」
くま「どうしたの?ワタノサンに飽きられそうなの?」
まる「ワタノサンは、そういう基準で私を見ていないと思います。
他の事情が有って服装に気合いを入れています。」
くま「ところであなた、家の自動車買い換えるって言ってなかった?」
まる「ええ、買い換えましたよ。」
く「どんな車にしたの?前は古いオデッセイに乗ってたんでしょ?」
まる「ええ、ワタノサンが、
『おかあさんを乗せるために車高が低くて、大きい車(7人乗り)が欲しい』と選んだ車種でしたね。」
くま「確か、あなた車に穴開けてたよね・・・。」
まる「ええ。
狭い山道を左折するときに、ガードレールに左後部ドアをぶつけて、穴が空きましたね。
あの車、妙に長かったんでねぇ。」
く「免許取ってどれくらいになるっけ。」
まる「3年ッスね。
今も運転は上手じゃないですよね。ハハハ。」
くま「確かにこうやって助手席に乗ってても怖いもんね・・・。」
まる「ワタノサンは助手席で寝たりしてますよ。」
くま「あなたの旦那、おかしいでしょ。っつかあなたと結婚する人、みんなおかしいでしょ。」
まる「みんなって何よ。失礼な。」
くま「・・・で、新しい車どんなの?」
まる「今回は私が選んだんですけど結局7人乗りの大きい車を選んでしまいました。
スバルのエクシーガという車を中古で買いました。安かったです。」
くま「またどうせぶつけるだろうからね。いつ納車なの?」
まる「おととい、土曜日に取りに行ったんすよ。」
くま「あ、そうなの?どう?運転してみた?」
まる「しましたよー。」
くま「まさか、もうぶつけたとか・・・ハハ」
まる「・・・・・。」
くま「え?!」
まる「聞きたいですか。」
くま「…えっ??」