小走りに走る私。
しかし、アレだよ。
メレブさんが私の事どう思ってるかを深く考えると……
普通に、病むよね。
・近所に住んでるためにパチンコ行動範囲が極端に近い。
・稼働が確かなスロットライター
っていう理由で、
土曜日の稼働に朝から付き合わされたり、
私に指名されて天下一に巻き込まれたり、
普通に考えてどうかしてるもんね。
だけど、ここで後に引いちゃいけない。
もう今更引けない。
相手にどう思われようが、
私はメレブさんを必要としてるからね。
仕方ない。
こーゆー時は
相手のことは考えずに突っ込んで走りきれと、
会社の後輩のZちゃんから教えてもらったんだよ。
「こーゆー時こそジャイアニズムを爆発させろ」と。
そう、だからメレブさんには、
申し訳ないけど諦めてもらうしかない。
住んでた場所が悪かったと。
(ヤクザ的言い分。)
小走りに走ったおかげで。
ホールに着いたのは10時過ぎだった。
「QB2よ、どうか空いててくれーーー!」
と、願いつつ裏口から店に入店し、
昨日から正面入り口の真ん前に置かれているQB2の場所に急ぐ。
するとメレブさんがQB2の前にいた。
まる
「おはようございます!
遅れてごめんなさいっ!」
メレブさん
「あ、おはようございます。
走って来たんですか?
私も今来たところですから、
大丈夫ですよ。」
今日も好感度抜群の挨拶をしてくださるメレブさん。
ってかこの島には清々しく、
メレブさんしか居なかった。
昨日、回ったのは偶然だったのだろうか…??
今日すでに釘が閉まっちゃってたらどうしよう。
わずかな不安が胸をよぎる。
そんな私にメレブさんが言った。
メレ「まるみんさんが昨日打ってた台、
単発ばっかりだったんですね。」