ハマリオ日記第六十四話♪



荒れるスペックを打ったからというよりは、


この換金差が原因なのだろう。


実際に22本中の5本は甘デジで打っていたし。



ましてやMAXタイプ、というか2000発搭載の機種の場合は、


2000発が4回も出ればその台の日当分になってしまう。


たった4回の大当たりが期待値分の出玉になってしまうのだから、そりゃ荒れる。


荒れない方が、


「どうかしているぜっ!」


って、話だ。





こんだけ荒れると、収支なんか正直どうでもよくなってきた。


気にするのもアホらしい。


前にも書いたけど、


10万勝ったといっても、


期待値10万の台を打ったわけじゃあない。


そのうちの7万ぐらいはどこかで消えていく金。


特殊景品を換金して財布にしまう時に、


「ああ、この金の大半は、いずれ出て行く金なんだ。そのうち無くなっちゃうんだ。」


そう思う事が増えた。


そうするとなんだか、


大勝ちしたときほど虚しくなってきた。






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最近とみに思う事が多いのだけど、


はっきり言って等価のパチンコは面白くない。


パチンコに接していて興奮する瞬間は減ったと感じている。



以前は台の前を通り過ぎる時に、


「おっ」と思うような、目が覚めるような、


そんな釘に出会うことも多かった。


なんつうかもう店側の、


「おい、お前。今日は勝っていいぞ!!」


という意思表示の釘だった、あれは。


そんな日のパチンコは、勝っても負けても実に気分の良いものだった。



そこまでいかなくても、誰も打ってないけど普通に回る台が放置されていたりして、


パチンコ屋に入っていくのが今よりは楽しかった気がする。




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